『DARK SOULS III』累計販売本数がついに「1000万本」に到達、シリーズ累計は2700万本に。フロムは『ELDEN RING』見据える


フロム・ソフトウェアは5月19日、『DARK SOULS』シリーズの累計販売本数が2700万本を突破したと発表した。フロム・ソフトウェアとバンダイナムコエンターテインメントの共同プロジェクトとして続けられてきたシリーズ。『DARK SOULS』、『DARK SOULS II』、『DARK SOULS III』、そして『DARK SOULS REMASTERED』の売上累計が2700万本に至ったことになる。また『DARK SOULS III』の累計販売本数が1000万本に到達したことも明かされている。


フロム・ソフトウェアは、昨年6月に『ELDEN RING』を発表した際、シリーズ累計売上本数が2500 万本を突破したことを明かしていた。ここ1年新作は発売されていなかったが、それでも200万本を売り上げたということで、シリーズの根強い人気が伺い知れることだろう。また最新作である『DARK SOULS III』がシリーズの1/3以上の販売本数を占めており、1000万本というマイルストーンを突破したことも注目に値する。

今回の発表に際してフロム・ソフトウェアは、バンダイナムコエンターテインメントとの次なる共同プロジェクト『ELDEN RING』を改めて開発中であることを告知している。告知自体に新情報はないが、続報がない『ELDEN RING』の制作は進んでいるという意味では、ファンは安心できるかもしれない。


『ELDEN RING』は、『ダークソウル』シリーズを手がけ、『SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE』のディレクターを務めた宮崎英高氏と、「ゲーム・オブ・スローンズ」の原作小説「氷と炎の歌(A Song of Ice and Fire)」で知られる作家George R. R. Martin氏がタッグを組んだファンタジー・アクションRPG。フロム・ソフトウェアにとって過去最大のプロジェクトであることや、オープンワールド形式を採用すること、プレイヤーが困難を乗り越えていくことに喜びを覚える「フロムライク」なゲームであることなど、発表当時に断片的な情報が明かされたものの、その後は目立った新情報は公開されていない。スケールが大きければ、時間も必要だろう。『DARK SOULS』シリーズを再訪しながら新情報を待ちたいところだ。