観察進むPS4『P.T.』、ゲーム内で遭遇する“あの女性”に関する秘密がさらに暴かれていく

Image Credit: Lance McDonald
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開発中止となった『Silent Hills』のプレイアブルティザーとして2014年にPS4向けに配信され、のちに配信終了となったホラーゲーム『P.T.』。本作においては、TwitterユーザーのLance McDonald氏がゲーム内のカメラをハックするなどして、通常のゲームプレイでは見られない本作の秘密の数々を暴いてきた。そして同氏は3月20日、また新たな映像を投稿している。

『P.T.』では、幽霊が存在する謎の屋敷のループする廊下を歩き、謎を解いて屋敷からの脱出を目指す。その幽霊とはリサと呼ばれる女性で、ゲームを進める中で何度か目にすることになる。おぞましい風貌をし、長身の身体を小刻みに震わせ、うめき声をあげる姿にはゾッとさせられたプレイヤーは多いはず。そのリサと遭遇する多くの場面では、プレイヤーの視点からはわずかな時間だけ垣間見える、あるいは気配だけを感じ取ることになるが、今回の映像では、その際のリサの様子を映し出している。

まず紹介されたのは、玄関ホールにて窓が落ちてくる場面だ。どこから落下してきたのかとホールの吹き抜けを見上げると、2階からリサがプレイヤーを見下ろしており、しばらくすると後ずさりして闇の中へと消えていく。McDonald氏はハックによりカメラを2階に移動し、プレイヤーを見下ろすリサの姿を捉えることに成功。このシーンでは、リサは数歩下がったあと、後ろに倒れこむようにして消えていったことが確認できる。

次は、赤子の泣き声が聞こえるバスルーム。扉が少しだけ開いており、隙間から覗き込むと中からリサが扉を閉めてしまう。一瞬ではあるが、リサの顔を間近で見ることのできる場面だ。ここでMcDonald氏は、カメラをバスルームの中に配置して一部始終を撮影。すると、リサは突然出現して扉を閉め、すぐに消えていたことが分かる。扉に向かってつんのめるような不自然な体勢がまた恐怖を誘う。

同じバスルームでは、逆にプレイヤーが中に閉じ込められる場面もあり、その際には外の廊下から足音が聞こえてくる。そして足音は扉の前に来たところで止み、次に扉のノブが動き出す。廊下を歩いてきた人物が、バスルームに入ろうと試みていることがうかがえるが、プレイヤーからは誰なのかは確認する術はない。McDonald氏は、ここでは廊下にカメラを設置。歩いてきたのは、やはりリサだった。手を前で交差させ、おぼつかない足取りのリサは、手を触れることなくバスルームのドアノブをひねる。

Image Credit: Lance McDonald

今回投稿された映像の中では、Lance McDonald氏の名が知られるようになったきっかけとも言える発見についても紹介。それは屋敷の廊下を歩いている際に、壁に何者かの影が映り、後方からうめき声が聞こえるシーンだ。プレイヤーが振り返っても誰もいないが、実際にはリサが常にプレイヤーの背後に位置する形で出現しており、カメラをハックすることでその姿を捉えている。

同氏はこれまでに、プレイヤーの視点からは見ることのできないリサの姿を、ほかにもいくつか投稿してきた。また一人称視点ゲームながら、プレイヤーにはノーマン・リーダスのキャラクターモデルを使用していたことを発見したり、エンディングで見られる屋敷の外の世界を探索したこともある(関連記事)。『P.T.』は非常に小規模かつ短いティザー作品ではあるが、McDonald氏の発見により、ホラーゲームとして丁寧に作り込まれていたことが再確認されることとなった。

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