対戦ロボアクション『シナプティック・ドライブ』Nintendo Switch/Steam向けに5月28日発売決定。「カスタムロボ」開発者手がける新作


パブリッシャーYUNUO GAMESは2月25日、『SYNAPTIC DRIVE(シナプティック・ドライブ)』を2020年5月28日に発売すると発表した。対応プラットフォームは、Nintendo SwitchおよびSteam。Nintendo Switch向けにはダウンロード版に加え、パッケージ版も発売される。価格はダウンロード版が税別2980円で、パッケージ版が税別3980円。パッケージ版の早期購入特典としてオリジナルクリアファイル2枚セットが用意される。

『シナプティック・ドライブ』は、対戦型ロボットアクションゲームだ。『カスタムロボ』開発者である元ノイズの見城こうじ氏率いるサウザンドゲームズが、開発を手がけている。舞台となるのは、今から数百年先の遥か未来。とある惑星では宇宙から集まったさまざまなファイター達による競技バトルが行われていた。勝利を追い求めて自らの肉体を機械化し改造したファイター達は、その脳内のシナプスを活性化させることで、常軌を逸したスピーディな思考と行動で戦う。

本作は、閉じられた空間を戦場に、見下ろし視点で戦う対戦アクションシューティングゲーム。キャッチコピーは、「電脳に、血を宿せ。」1vs1での対戦が繰り広げられ、直線攻撃となるガン、追尾攻撃のワイヤー、時間差攻撃ができるトラッカーの3種類の武器を使い分けながら相手を追い詰めていく。見城氏が手がけた『カスタムロボ』のエッセンスを強く感じさせるロボアクションである。

ボディと武器とアリーナを選べばバトルスタート。3Dアリーナを舞台に熾烈な戦いを繰り広げるのだ。戦場の種類もさまざまで、一部破壊可能な環境もあるという。キャラクターの見た目や耐久値などを決めるボディだけで10体以上、ガンなどの各種武器は100種類を超えるとのこと。武器やボディを組み合わせて、自分だけのスタイルを確立しよう。なお本作では見城氏のほかに、サウンドプロデューサーに細江慎治氏、キャラクターデザインにタナカケンゴ氏・寺田克也氏・仲井さとし氏らが名を連ねている。

環境としては、最大4人までのオンラインを含めたマルチ対戦が可能なほか、Nintendo SwitchとSteam間でのクロスプレイにも対応するという。マルチ対戦は、2対2のチーム戦、オンライン対戦、フレンド戦、オフライン対戦すべてに対応しているとのこと。同作では、アップデートによりコンテンツが追加されると予告されているが、「発売後けっこうすぐ出し始める予定です。」と見城氏はコメントしている。基本的にはファイター(キャラクター)を含む装備系やアリーナなどの無料配信だという。大別すると、日程の決まったタイムリリース型の装備と、プレイヤーが戦ってレベル(経験値)を上げることで入手できる装備があるとコメントしている。

2018年にその存在が明かされたのち、ついに発売日が決まった『シナプティック・ドライブ』。一昨年には弊誌は見城こうじ氏へのインタビューを掲載。今年2月に同氏は当時のインタビューを振り返り、「細かいところでは今と変わっている仕様もありますが、大枠ではこのときからほぼブレていないと思います。」と言及している。弊誌インタビューを読みイメージを膨らませながら、発売日を待つといいだろう。

『シナプティック・ドライブ』は、Nintendo Switch/Steam向けに5月28日発売予定だ。