『オーバーウォッチ』に「Workshop」機能が追加。スクリプトを編集してオリジナルのルールを作れる

『オーバーウォッチ』でルールを自由に変更できる「Workshop」機能がRTRサーバーに追加された。ゲームブラウザから「Workshop」を選択し、簡易的なスクリプトを編集することで、詳細なルールを設定できるようになる。今までのカスタムゲームよりはるかに自由にゲームのルールを編集できる。「Workshop」は現在PCのみで利用できるが、コンソールでも利用できるようになるとのこと。

公式サイトでは「Workshop」で作れるゲームルールの例として、地面に足をつけているとダメージを受け続ける「Molten Floor」が紹介されている。ほかにも「Mirrored Deathmatch」というルールが紹介されており、このルールでは全員が同じヒーローとして戦い、一定時間ごとにランダムで別のヒーローに変身する。最初は全員マクリーで次は全員ファラといった具合にさまざまなヒーローとしてプレイし、最後のラウンドで一番キルの多いプレイヤーの勝利となる。リスポーン地点でヒーローが変更される「ミステリーヒーロー」と異なり、その場で別のヒーローとしてスポーンする。

「Workshop」で「Molten Floor」の編集をしている

「Workshop」機能はスクリプトを編集しゲームのルールを変更する。「ルールを追加」(床に足をつけると燃えるとか)、「イベントを選択」(どのプレイヤーがダメージを受けるかなど)という順でより詳細にルールを決めていく。スクリプトは直接書き込まず、『オーバーウォッチ』お馴染みのUIの中で用意された項目を選択することで編集する。編集が終わったスクリプトは公開することができ、逆に他のプレイヤーが公開したスクリプトをインポートすることもできるようだ。ただし新しくマップを作成する機能ではないことを、注意しておきたい。

『オーバーウォッチ』のディレクターのJeff Kaplan氏は、YouTubeチャンネルPlayOverwatchで「Workshop」を追加した経緯を説明している。BlizzardのプログラマーのDan氏とKeith氏が提案したアイデアとのことで、そこで彼らに制作期間を与えて出来上がってきたものが今回の「Workshop」機能というわけだ。Kaplan氏は「Workshop」機能はスクリプトエンジンやプログラミングに精通した人の心にもっとも訴えかけるもので、ビデオゲームの仕組みに詳しいプレイヤーのほうがスクリプトの編集で楽ができるだろうと述べている。

「Workshop」機能はプレイヤーが直接スクリプトを編集するため自由度が高い反面、PCの知識を必要とする、上級者向けの機能であるようだ。ただ、もちろん『オーバーウォッチ』を持っている人なら誰でも利用できる機能でもある。ぜひゲームの制作に詳しくない人にも「Workshop」で遊んでもらいたいことと、同機能でどのように『オーバーウォッチ』が制作されているのか知ってほしいことをJeff氏は強調している。

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