ゾンビTPS『World War Z』発売から1週間で売上100万本突破。Epic Gamesストアでの売上は想定以上、北米以外からの購入が目立つ結果に

パブリッシャーのFocus Home Interactiveは4月23日、『World War Z』の売り上げが100万本を突破したと発表した。本作はSaber Interactiveが開発し、PC(Epic Gamesストア)および海外PlayStation 4/Xbox One向けに4月16日に発売。それからわずか1週間での大台達成となった。

『World War Z』は、2013年に公開されたブラッド・ピット主演の同名映画をもとにした、4人協力プレイ対応のTPSだ。人間がゾンビ化するという謎の疫病が蔓延し、世界規模のアウトブレイクが発生しているなか、モスクワやニューヨーク、エルサレム、そして日本の東京を舞台に、生き残りをかけてゾンビと戦う。本作では、Saber Interactiveが開発したSwarm Engineを導入し、数百体ものゾンビを画面内に描画。映画版で見られたような、雪崩のように押し寄せるゾンビの群れの表現を実現している。

各都市にはストーリーを伴うキャンペーンミッションが用意され、プレイヤーは6つあるクラスからキャラクターを選択してプレイする。銃の扱いに長けたGunslingerや、爆発物の扱いを得意とするHellraiser、仲間を治療できるMedicなどがおり、一緒にプレイする仲間との連携が生き残りへの鍵となる。また、PvPvZ(プレイヤー対プレイヤー対ゾンビ)のマルチプレイも用意されている。

レビュー集積サイトMetacriticでの本作(PC版)のスコアは76となっており、まずまず好評のようだ。レビューでは荒削りな部分を指摘しながら、Swarm Engineを利用した圧倒的なゾンビ表現の技術面や、それを利用したゲームプレイの爽快感などを高く評価する意見が多い。また、協力プレイシューターとしても一定の評価を得ており、同じく4人協力プレイのゾンビシューターである『Left 4 Dead』と比較して論じるレビューも見られる。

本作の好調な売り上げは、イギリスでのパッケージ版の売れ行きからも見て取れる。業界団体Ukieは4月23日、イギリス国内での4月14日〜20日の売り上げランキングを発表し、『World War Z』が初登場にして1位に輝いたことを伝えている。ちなみに前週まで1位だったのは『ディビジョン2』で、この週は3位に後退した。

開発元Saber Interactiveの社長Matthew Karch氏は海外メディアVentureBeatに対し、『World War Z』の発売初週の同時接続プレイヤー数は全プラットフォーム合わせて7万人だったことを明かし、北米とヨーロッパどちらも同じくらい力強いセールスを記録したとコメント。また、本作のPC版がEpic Gamesストア独占販売となっていることに関連して、同ストアでは北米以外の地域から購入するユーザーが非常に多かったことに驚いたと述べ、北米での売り上げは4分の1に過ぎなかったとしている。さらに発表の中では、同ストアからのサポートにより、予想を大きく上回る売れ行きになったと述べている。Epic Gamesストアの独占販売タイトルに対しては、販売・開発元に購入を控えることを直接伝え抗議する海外ゲーマーがSNSなどでよく見られるが、こうした行動は実際には地域によって温度差があるのかもしれない。

なお本作については、今後無料アップデートによるコンテンツの追加が計画されており、東京ステージのチャプター3が近日配信予定。また、オンラインのプライベートロビーの追加についても言及されている。そのほか、現在バグ修正などにも取り組んでおり、Saber Interactiveはコンテンツのリクエストやバグ報告を寄せて欲しいとプレイヤーに呼びかけている。

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