『とびだせ どうぶつの森』を遊び続ける87歳のおばあちゃんがいた。総プレイ時間はなんと3580時間

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アメリカのカルフォルニア州にて、『とびだせ どうぶつの森(Animal Crossing: New Leaf)』を遊び続ける87歳のおばあちゃんがいることが話題を呼んでいる。Nintendo Lifeなどが詳細を報じている。おばあちゃんは、個人開発者であるPaul Hubans氏の祖母にあたる。このおばあちゃんのニンテンドー3DSが壊れ、氏は祖母に新たなニンテンドー3DSをプレゼント。データ転送を進めたのち、プレイ履歴を確認したことにより、やりこみっぷりが発覚した。

2014年12月25月に初めてプレイされた『とびだせ どうぶつの森』は、2521回起動されており、総プレイ時間は3580時間にも及ぶ。平均プレイ時間は1時間25分。2014年12月25日から2018年12月31日までの日数が1467日であったこと、平均プレイ時間を考えると、初プレイ時から毎日ゲームが遊ばれていたと予想でき、とてつもない『どうぶつの森』愛が垣間見える。プレイ内容はというと、どうぶつたちへの挨拶回りや、岩叩き、化石の発掘など同作における日課をこなしていたとのこと。3580時間は、日数に換算すると149日。おばあちゃんのこの4年間の時間のうち10%が『どうぶつの森』に捧げられていたことを考えると、その傾倒ぶりが見て取れる。

このおばあちゃんは、2013年にニンテンドー3DSを得てから『レイトン教授』シリーズなどを楽しんでいたが、氏が『とびだせ どうぶつの森』をプレゼントしてから、大ハマりし現在に至ったという。氏は、ピンク色のNewニンテンドー3DS LLらしきデバイスを持ち、ゲームに興じているかわいらしいおばあちゃんの姿をSNS上で公開している。87歳のおばあちゃんが、どうぶつたちと会話をしたり、虫取りや魚釣りに勤しみ楽しんでいることを考えると、どこかほっこりしてしまう。

『どうぶつの森』といえば、2019年にはNintendo Switch向けの新作が出ることが告知されている。新作に興味がないのかと問われたおばあちゃんは「そんなものはいらないよ」と答えているものの、氏はもしそれをプレゼントすれば祖母は最終的には楽しむタイプであると予想している。『どうぶつの森』はシンプルかつカジュアルでゲームでありながら、自分なりに目標を設定すれば長く遊び続けられる奥深いゲームデザインも特徴。毎日変化があるゲームということもあり、遊ぶことを日課にしていたプレイヤーも多いかと思われるが、それでも3580時間もの遊び続ける人はそうそういないだろう。そのプレイヤーが87歳だというのならなおさら。おばあちゃんの愛は、『どうぶつの森』シリーズの懐の広さや奥深さがあってのことだろう。

Hubans氏はその後、自身のリリースしたSteamゲーム『The Indie Game Legend 3D』を宣伝したり、おばあちゃんのために買うNintendo Switchの資金を募るなど“ちゃっかり”な部分を見せている。氏は、祖母の暮らす街に滞在している間にさらに話を聞き、おばあちゃんのさらなるプレイっぷりについて公開するようなので、続報が気になる方は氏のTwitterをフォローしておこう。

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