『スマブラSP』にてピカチュウ単身で「レベル9のCPU7体」を倒したプレイヤー現わる。崖際の攻防に持ち込み、地味に葬り去る

『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』にて、単身でレベル9のCPU7体を倒したプレイヤーが現れた。プレイヤーのESAM氏は、ピカチュウを操作し、7体のガノンドロフを全滅させるという狂気の挑戦を成し遂げた。ルールは時間無制限で、ストックは3体。アイテムの出現も無しの設定である。苛烈な攻撃を繰り出してくるガノンドロフ7体が、ストック3体を携えてプレイヤーに襲いかかる。これを全部沈めたのだ。

『スマブラSP』では、最大8人での対戦が可能。対戦画面から枠を増やしていくことで、1人のプレイヤーと7体のCPUという形での対戦も楽しめる。ではESAM氏は、どのようにガノンドロフを沈めたのだろうか。答えは比較的シンプルであった。氏はガノンドロフたちを崖際に誘導し、そこで戦ったのだ。ある時は踏み台ジャンプによってメテオ効果により葬り去り、またある時は空中攻撃にて復帰阻止を狙う。またある時には、最下部でかみなりを起こしつつ、高速移動で復帰し戦いに食らいついていく。その様子は下の映像を見てほしい。該当シーンは4分25秒から。

描写すると簡単に聞こえるかもしれないが、7体からの攻撃は熾烈を極める。レベル9のガノンドロフの重量級の攻撃が繰り出され、たちまちピカチュウは場外へとふっとばされる。何度も何度もピカチュウが虐げられながらも、挑戦を続けていくうちに、ガノンドロフ数体をうまく巻き込み、数を大幅にへらすことに成功。興奮しながらも残り少ないガノンドロフを空中攻撃と踏みつけで葬り去り、ESAM氏は敵の殲滅に成功した。

手強いCPUを相手にする際に崖際を利用するというのは、『スマブラ』シリーズを通じての有効な戦術である。「情け無用組み手」などでこの戦法にお世話になったプレイヤーは多いのではないだろうか。特に今作はCPUのAIがさらに強化され、フィールドを離れても積極的に追撃し、復帰阻止を試みてくる。非常に脅威であるが、逆にいうとリスクを負って攻め込んでくることも意味する。巻き込み事故を狙いやすいわけだ。復帰力の低いガノンドロフをチョイスすることで、事故は起きやすくなる。今作の特性を利用することで、21体ものガノンドロフの撃墜に成功した。

また、挑戦を成功させたESAM氏の腕についても言及しなければならないだろう。同氏は実は『スマブラ』シリーズの競技シーンの中でも屈指の実力を誇るプロプレイヤーだ。ピカチュウ使いとして名を馳せており、ピカチュウの特性を熟知する男でもある。今回の挑戦は一般的な対戦とはやや異なるが、ピカチュウ使いだからこそ繰り出せた業があるかもしれない。なお氏はこうしたチャレンジを続けているわけではなく、普段は『スマブラSP』の対戦の様子をTwitchなどで配信している。

「レベル9のCPU7体を倒す」というのは、壮大なテーマであることに対し、プレイ映像は比較的地味。スーパープレイと位置付けるかどうかは微妙なところ。ただESAM氏が楽しそうに遊ぶ姿、そして成功した際に喜ぶ姿は氏の人柄が見えてなかなかに微笑ましい。いろんな遊び方ができる『スマブラSP』においては、こうした苛烈なチャレンジもできるということだろう。なおESAM氏はガノンドロフ以外を相手にした「レベル9のCPU7体」チャレンジも敢行。最終的にはCPUアイスクライマー7体の殲滅にも成功している。興味を持った方は、自身でもチャレンジしてみてはいかがだろうか。

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