海外の小学二年生が作った『ドラゴンクエストビルダーズ』の手作りマニュアル「ぐらがんけうすとびあるだーずのあそびかた」がかわいい

 

海外掲示板RedditのユーザーQPCloudy氏が、氏の息子さんが描いたかわいらしい『ドラゴンクエストビルダーズ』のマニュアルを披露している。氏の息子さんは小学校2年生で、説明書(マニュアル)を作るというライティングの課題が与えられたという。この息子さんが選んだのは、Nintendo Switch版『ドラゴンクエストビルダーズ』だった。少年が作成したこの英語のマニュアルが、実にかわいらしいのだ。

「ニンテンドーイスウィッチでの、ぐらがんきゅえすびあるだーずのあそびかた(How Too play gragan Qeust Bialders Nintendo ISwich)」と題されたマニュアルでは、基本操作が楽しげな絵とともに記載されている。Aはメインメニューをひらく。左◎(おそらく左スティック)はうごぐ(Moove)。右◎(おそらく右スティック)はまわりをみわたす。LT(L/ZL)はみあげる、RT(R/ZR)はみおろす。

Yは、ものをこわしたり、ノックバックさせたり。Xボタンでブロックをおく。?ボタンはかべがみ(Nintendo Switchホームメニュー)にいく。さいごに、?(扉のようなアイコン)であなたのゲームをせーぶする。マニュアルはここで終了。6ページに渡って基本的な操作が記されている。

『ドラゴンクエストビルダーズ』は、ブロックメイクRPG。正方形のブロックで構成された広大なフィールドを探索しアイテムを収集、クラフトすることで新たなアイテムを創造したり、ブロックを積み上げて街づくりをしたりもする。できることは多い一方で、多くのボタンに異なる入力が振り分けられている。本作では、たとえばBボタンでジャンプすることもでき、そうした点はページ数の問題からか省かれているものの、ゲームを遊ぶのに必要な事項はしっかり抑えられている印象だ。本作のセーブは旗を調べることでおこなわれるので、最後の扉のような絵は旗のことを指しているのかもしれない。

マニュアルが後半になるにつれて、スペルミスが減ってきていることから、一度集中し始めると集中度が上がるタイプなのかもしれない。また手書きのイラストにおいては、ブロックを持っているものが多いことから、本作においてはブロックのイメージが強いのだろう。いずれにせよ、かわいらしいながら、要所を押さえたマニュアルである。本文からは『ドラゴンクエストビルダーズ』に対する愛情も感じられる。同作は、海外に住まう小学二年生でもわかりやすく楽しめる作品であるのだろう。“堀井節”の効いたシナリオなどはどのように捉えているのか気になるところだ。

ちなみに、先日9月に発売された『ドラゴンクエストXI』の海外版である『Dragon Quest XI: Echoes of an Elusive Age』は、イギリスの週販チャートで2位にランクインしたほか、米Amazonの年間ベストセラーにて83位に入っているように、欧米で好調なスタートを切っている。日本でおなじみの“ドラゴンクエスト”の文化は、徐々に海外でも浸透してきているようだ。

マルチプレイなども可能になる続編『ドラゴンクエストビルダーズ2 破壊神シドーとからっぽの島』は、PlayStation 4/Nintendo Switch向けに、2018年12月20日発売予定だ。