『OCTOPATH TRAVELER』は欧州全域でもスマッシュヒット中。すでに米Amazonの年間セールスチャートにも登場

Nintendo Switch向け『OCTOPATH TRAVELER(オクトパストラベラー)』のセールスが欧州全域で好調であることをGamesindustry.bizが報じている。7月15日付の欧州チャートでは、2位にランクイン。1位の『FIFA18』の売上がパッケージ版とデジタル版両方を含んでいることに対し、『OCTOPATH TRAVELER』の売上はパッケージ版のみの数字であるとのこと。パッケージ版のみで計算すれば、同作が首位になるという。

単一ハードウェアとして比較すれば、『OCTOPATH TRAVELER』(ダウンロード版を含まない)がPS4版『FIFA 18』(ダウンロード版を含む)を上回るようだ。すなわち、チャートの1位はワールドカップの後押しを受けた『FIFA 18』に譲っているものの、実質的には首位に近く、欧州全域での売上が快調であることがわかる。

ちなみにこの欧州チャートというのは、ISFE(欧州インタラクティブ・ソフトウェア連盟)が中心となり収集しているセールスデータに基づいたものだ。各ゲーム企業から地域の売上情報の提供を受けた団体が、諸国のパッケージ・ダウンロード版のセールスデータを定期的に開示している。対象地域はEMEA(Europe, the Middle East and Africa)であり、中東アジアやアフリカを含んでいるので、欧州には限定されていない。ただし、パッケージ版のデータの収集は欧州地域に限定されている。そして前述したように、Nintendo Switchのデジタル版の数字は不明(パッケージ版のデータのみ収集可能)。それゆえに『OCTOPATH TRAVELER』が、欧州全域にて好調という表現になるわけだ。

『OCTOPATH TRAVELER』の売れ行きに関しては、先日イギリスの週販チャートで僅差の3位を獲得したこと、そして日本とアメリカ、フランスのAmazonにて品切れ状態であることを報じた(関連記事)。今回のチャートでは、欧州全域でもセールスに勢いがあることを見て取れる。

さらには、『OCTOPATH TRAVELER』がAmazon.comのビデオゲームの2018年の年間チャートにすでにランクインしていることをGearnukeが指摘している。同作は2018年のヒットタイトル『ファークライ5』のPS4版に次ぐ34位に位置づけている。100位までにランクインしているタイトルのほとんどが人気シリーズの続編もしくは関連作である中、新規タイトルとして発売10日にして年間チャートに姿を見せ異彩を放っている。発売を4か月以上先に控えながらすでに18位にランクインしている『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』を追い抜くのは難しいかもしれないが、今後さらなる伸びが期待できるだろう。

国内でも、7月20日に公式Twitterが、同作のパッケージ版の品薄が続いていることをふたたび謝罪している。「十分な数をお届けできるよう鋭意生産のうえ出荷をしてまいりますが、 直近の出荷数については、まだかなり少数になってしまう見込みです。」と述べるとおり、しばらくはパッケージ版が買いづらい状況は変わらないだろう。Metacriticでもメディア/ユーザーから84点前後と安定した評価を獲得している『OCTOPATH TRAVELER』。スクウェア・エニックスとアクワイアがおくりだした、HD-2Dを採用した懐かしいRPGが起こした旋風は、まだまだ続きそうだ。

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