オープンワールドアクション『ファークライ5』発売。マップエディットモードでは『バイオハザード7』などの有名マップが続々投稿

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Ubisoftは本日3月29日、アクションアドベンチャーゲーム『Far Cry 5(ファークライ5)』をPC(Steam)/PlayStation 4/Xbox One向けに発売した。価格は、ダウンロード版がそれぞれ8100円(税込)、PS4/Xbox Oneのパッケージ版は8400円(税抜)。追加コンテンツを含む「デラックスエディション」や、シーズンパスが収録される「ゴールドエディション」も発売されている。

本作の舞台は、アメリカ・モンタナ州にある架空の町ホープカウンティ。この田舎町は、人類の絶滅を信じる狂信的カルト集団エデンズ・ゲートに支配され、住民の自由が脅かされている。主人公である新米保安官は、エデンズ・ゲートを撲滅するためにこの町に入り、現地住民とレジスタンスを組織して、ジョセフ・シードらカルト集団を率いるシードファミリーに立ち向かう。

キャンペーンモードはソロもしくは2人での協力プレイに対応し、広大なホープカウンティを自由に探索し、ミッションに挑むことができる。手強い敵に対して傭兵を雇ったり、犬を仲間にして共に戦ったりということも可能だ。また、釣りや狩りなど、ゲームの本筋から離れて自然の中でアクティビティを楽しめることも特徴である。

本作には、ユーザー作成コンテンツを楽しめる「Far Cry Arcade(ファークライアーケード)」というゲームモードも収録されている。このモードにはマップエディターが用意されており、作成したマップはコミュニティと共有可能。ゲームモードには、最大12人でのデスマッチや、最大6対6でのチームデスマッチといったオンラインマルチプレイや、ソロあるいは2人協力プレイに対応するモードも複数用意されている。

共有されたマップには、本作の発売前から準備が進められていたUbisoft公式マップもいくつかあるが、コミュニティによるマップも早速投稿され始めている。その中で人気マップの一つとなっているのが「DE_DUST2」だ。この名前からピンと来る方もいるかもしれないが、チームデスマッチ対応のこのマップは『Counter-Strike』のマップ「de_dust2」を再現したものだ。このほかにも、『Call of Duty: Black Ops』のマップ「Nuketown」を再現したものや、『バイオハザード7』の「ベイカー邸」をイメージしたものなどもあり、多くのゲーマーが知っているマップを再現することが人気となりつつあるようだ。中には、3D版『Hotline Miami』と言えるようなマップの作成に挑戦したユーザーもいる。こうしたことは自由度の高いマップエディターがあるからこそ可能で、これからさらなる盛り上がりを見せていくことになりそうだ。もちろん、オリジナリティ溢れるマップも続々と登場することだろう。

本作の発売後の展開としては、ベトナム戦争中の過酷な戦いを体験する「アワーズ・オブ・ダークネス」、火星にてクモ型生物と戦う「ロスト・オン・マーズ」、B級映画風のシナリオでゾンビの大群に立ち向かう「デッドリビング・ゾンビ」といった、異世界を体験する拡張パックの配信が予定されている。さらに、『Far Cry 3』のソロキャンペーンモードを収録する『Far Cry 3 Classic Edition』が今夏発売予定となっており、本作のシーズンパス所有者は5月29日に同作を先行入手可能だ。

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