お隣さん家に忍び込むホラー『Hello Neighbor』PS4/スイッチ版正式発表。そのほか高評価を得たニンテンドースイッチ向けタイトル5本発表

 

インディースタジオtinyBuildは2月10日、ニンテンドースイッチ向けタイトルを発表するストリーム「HelloSwitch」を放映し、同ハードの移植タイトルを6本発表した。その中でもっとも目玉となったのは『Hello Neighbor(ハローネイバー)』だ。発売時期は2018年内となる。

『Hello Neighbor』はお隣の怪しげなおじさんの家に忍び込み、彼の働いている悪事(に見える行動)を暴いていく。おじさんには独自のAIが搭載されており、プレイヤーのよく通る道をマークしたり、罠を仕掛けるといったユニークな行動を繰り返すことや、幅広い攻略手段が選択できる自由度の高さがYouTubeやTwitchなどで話題を呼んでいた。以前よりレーティング機関の審査にてその存在が確認されており、ニンテンドースイッチ版が発売されるのではないか噂されていたが、今回正式発表された形だ。またPlayStation 4向けに発売されることもあわせて明かされている。

『Hello Neighbor』については日本向けに販売されるのかtinyBuildに訊ねたところ「今はまだはっきりは言えませんが、同作品は日本語にローカライズされています。発売日が迫ればわかると思います。」と答えてもらった。テキスト自体は少ないものの、すでに発売されたPC版/Xbox One版には日本語が実装されているので、同じ内容でリリースされるのだろう。『Hello Neighbor』はパッケージ版の発売も予定されているので、もう日本で発売されない場合にプレイしたいならば、輸入を検討するのもいいかもしれない。

そのほか発表されたニンテンドースイッチ向けゲームは以下のとおり:

Clustertruck(Steamレビューステータス:非常に好評)
高速道路を走るトラックの上を飛び移っていく3Dアクションゲーム。トラックから落ちるとリトライというシンプルなルールになっている(関連記事)。

The Final Station(Steamレビューステータス:非常に好評)
文明が崩壊した後の世界で、列車で各地の駅を旅していく2Dサバイバルアクション。2Dアクションのパートとシミュレーションパートを交互に切り替えながら進めていく(関連記事)。

Streets of Rogue(Steamレビューステータス:圧倒的に好評)
裏通りを舞台とした見下ろし視点のローグライクアクションゲーム。自動生成される街を舞台に、ハッキングや殺人、賄賂など幅広い手段を駆使してステージをクリアしていく(関連記事)。

Punch Club(Steamレビューステータス:非常に好評)
ボクシング王者育成ゲーム。何者かに父親を殺害された主人公は、極貧生活のなかボクシングジムに通いプロのボクサーを目指しつつ、父親を殺した真犯人を突き止める。

Party Hard(Steamレビューステータス:非常に好評)
パーティー会場を舞台としたステルス・ストラテジーゲーム。各地のパーティー会場に忍び込み、オードブルに毒を仕込んだり、酔っ払ったパーティー参加者をデストラップに誘い込むことで一人ずつ殺害していく。

いずれのタイトルも14.99ドルにて発売予定とのこと。すぐ始めてすぐ終われるシンプルかつ楽しいゲームを遊びたいなら『Clustertruck』、極上の荒廃感を味わいたい方は『The Final Station』、自由度が高く悪事を働くのが好きな方は『Streets of Rogue』、忍耐が求められるストイックな育成シミュレーションを遊びたいなら『Punch Club』、パーティー会場をぶち壊しにする難しさを味わいたい方は『Party Hard』を選べばいいだろう。『Hello Neighbor』についてはそのコンセプトは野心的なものがあるものの、前出の5タイトルとは異なりユーザーからの声は二分されているので、そうした評価についてもチェックしてみるといいかもしれない(関連記事)。