Blizzardがe-Sportsライブ会場「Blizzard Arena Los Angeles」を設立。プロ選手やファンが集う同社の競技シーンの拠点に


Blizzard Entertainmentは9月7日、「Blizzard Arena Los Angeles」の設立を発表した。アメリカ・カリフォルニア州バーバンクにある撮影スタジオ「The Burbank Studios」内に設置される。同社のe-Sportsライブイベントのための最先端の設備を備え、プロ選手やe-Sportsファンなど競技シーンを愛するすべての人のためのライブ会場にするとのこと。

The Burbank Studios全景。巨大な複合スタジオで、映画やテレビ番組などさまざまな撮影がおこなわれている Image Credit: The Burbank Studio

Blizzard Arena Los Angelesには防音設備が整った複数のスタジオやコントロールルームがあり、また練習用の施設を用意するなど競技イベントを年間を通してサポートする施設となる。また、Blizzardの関連グッズが購入できるショップもあり、イベントを観戦するために来場したファンも楽しめる場所となる。

今回の発表の中でBlizzard Entertainmentの共同設立者でありCEOのMike Morhaime氏は、「我々はe-Sportsにおける転換期を迎えており、競技ベースのエンターテイメントの新たな時代の一翼を担えることを楽しみにしています。Blizzard Arena Los Angelesをオープンさせ世界中からファンを迎え、そしてこの場所をホームだと言ってくれるBlizzardのe-Sportsのビッグネームたちが一堂に会する最高のステージを提供できることを光栄に思います」と語っている。

Blizzard Arena Los Angelesは10月7日にオープンし、さっそく『Overwatch』の大会「Overwatch Contenders Season One Playoffs」がセンターステージにて2日間にわたっておこなわれる。そして10月13日には『Hearthstone』の「Championship Tour’s Summer Championship」が開催されるほか、『Heroes of the Storm』の「Global Championship Finals」や、『World of Warcraft』の「Arena Championship」も10月中におこなわれる予定となっている。