大玉転がしタワーディフェンスゲーム『Rock of Ages 2: Bigger & Boulder』Steamで販売開始。2対2での対戦プレイに対応

 

Atlus USAは8月28日、チリのインディースタジオACE Teamが開発した『Rock of Ages 2: Bigger & Boulder』をSteamで発売した。価格は1480円。海外ではPlayStation 4/Xbox One向けにも発売されている。本作は、同スタジオが2011年に発売したアクション・タワーディフェンスゲーム『Rock of Ages』の続編だ。

本作ではプレイヤーは岩の大玉を坂の上から転がして、ゴールとなる敵の城門の破壊を目指す。そして同時に、敵もまた大玉を転がしてプレイヤーの城門の破壊しにやってくる。道中では敵の防御ユニットが待ちかまえており、破壊するとクレジットを獲得できるが、大玉が小さくなってパワーが落ちていく。貯めたクレジットで防御ユニットを生産し、効果的に配置して城門を守ることも大事だが、敵の城門に大きなダメージを与えるにはなるべくパワーを落としたくない。そのバランスがゲームプレイの肝となる。また大玉はジャンプが可能で、上手く飛べば坂道をショートカットできる場所もある。そういったテクニックを利用しつつ、自らは敵がショートカットを利用できないように防御ユニットを配置するなどの戦略も求められる。

ゲームモードにはストーリーモードのほか、あらかじめ障害物が設置されたコースでレースをする「Obstacle Course」、ほかのプレイヤーもしくはストーリーモードの敵との対戦モード「Game of War」、大玉などをカスタマイズできるモードなどがある。対戦プレイはオンライン、オフライン共に2対2まで対応する。『Rock of Ages』シリーズは歴史上のさまざまな時代を舞台にしており、モンティ・パイソン風のアニメーション演出がとてもユニークだ。そういったステージや演出、ゲームシステムはそのままに、Unreal Engine 4によって強化されたグラフィックや物理表現など、前作から着実に進化を遂げている。なお、本作は『The Binding of Isaac』とコラボレーションしたDLCを発売しており、9月26日までは無料で提供されている。