『Forza Horizon 3』に『FINAL FANTASY XV』のレガリアが精巧に再現されて登場。両作のプレイヤーに無料配信へ


マイクロソフトとスクウェア・エニックスは7月28日、Windows 10/Xbox One向けに発売中の『Forza Horizon 3』に、『FINAL FANTASY XV(ファイナルファンタジー15)』のゲーム内に登場する架空の車「Regalia(レガリア)」を8月1日に配信すると発表した。価格は無料で、『Forza Horizon 3』のプレイヤーにはゲーム内のメッセージ機能を通じて提供される。またXbox One版『FINAL FANTASY XV』のプレイヤーにも、Xbox Liveのメッセージ機能を通じてダウンロードコードが配布される。なお、どちらも8月1日までにプレイした履歴があるアカウントが対象となる。

『Forza Horizon 3』は、Playground Gamesとマイクロソフト傘下のTurn 10 Studiosが手がけた、オーストラリアの広大な大地を自由に走ることができるオープンワールド・アクションレーシングゲームだ。本作には自動車メーカーのライセンスを受けた350台以上の実在の車種が登場するが、ダウンロードコンテンツでは架空の車も配信されており、これまでに『Halo』シリーズに登場する「Warthog」や、『Fallout 4』のゲーム内にスクラップとして放置されていた「Chryslus Rocket 69」などが配信されている。

「レガリア」は、『FINAL FANTASY XV』の主人公ノクティスたちが移動手段として使用する車である。もともとはノクティスの父親レギス国王の所有物だったということもあり、王家にふさわしい重厚で高級感のあるスタイリングが特徴だ。スクウェア・エニックスのディレクター田畑端氏は、オープンワールドを採用した同作の車旅要素を制作するにあたっては『Forza Horizon 2』を参考にしたそうで、今回のコラボレーションはとても光栄なことだと語っている。

今回披露された『Forza Horizon 3』版レガリアは、特徴的なフロントグリルからホイールの装飾まで精巧に再現している。ボディの全長は6.4メートルで、エンジンは7.2リットルV型12気筒でスーパーチャージャーを搭載、536馬力となる。トレイラーではハードトップの開閉も確認できる。なお、「Type-F」として飛行形態に変形できるかどうかは不明である。