初代PS風ホラーADV『Alisa』開発中。女性捜査官がカラクリ人形の館に囚われる、『バイオハザード』の影響受ける作品

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発売前や登場したばかりのインディーゲームから、まだ誰も見たこと無いような最前線の作品を紹介してゆく「Indie Pick」。第664回は『Alisa』を紹介する。

ベルギー在住のインディー開発者Casper Croes氏が、ホラーアドベンチャーゲーム『Alisa』を開発中だ。1990年代のゲームのビジュアルスタイルから影響を受けており、さらに初代PlayStation向けにリリースされた『バイオハザード』と、ヤン・シュヴァンクマイエル監督の映画「アリス」を組み合わせたような作品になるという。

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『Alisa』の舞台となるのは、1920年代をモチーフにした架空の世界。エリートロイヤルエージェントである主人公のアリサは、指名手配犯を追跡していたところ、どういうわけか古いビクトリア朝の館の中で目を覚ます。そこでは不気味な機械仕掛けの人形たちが徘徊。次々に襲いかかってくるなか、アリサは館からの脱出を目指す。

先述したように本作は初代PS時代から影響を受けており、低解像度のローポリゴングラフィックを採用。さらにゲームプレイも、『バイオハザード』や『サイレントヒル』『アローン・イン・ザ・ダーク』といった当時の作品を彷彿させるものになっているという。つまり、アングルの固定されたカメラからの視点にて、いわゆるラジコン操作にてプレイする。じわじわと迫り来る敵に対して、今となってはもどかしい操作にて銃で応戦するのだ。

バトル以外にも、パズルを解いたり鍵を見つけてきたりといったゲームプレイも用意される。探索においては、銃弾や回復アイテムの入手と管理にも気を配らなければならない。なお、製品版では現代的な操作方法もオプションとして用意する予定とのこと。

アリサは2種類の武器とドレスを同時に装備でき、それらはロードアウトシステムにて素早く入れ替えることが可能。武器には、セミオートのピストルやフルオートライフルなどがある。そしてドレスは、アリサの見た目を変えるだけでなく、たとえば防御力や歩行速度をアップさせたり、リロードが速くなったり、あるいは特定のダメージへの耐性を持つなどの効果が付加される。

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敵を倒すとToothwheelと呼ばれる歯車をドロップし、これは本作における通貨にあたる。セーフルームを訪れるとポルという名の操り人形と出会い、彼から新たな武器やドレス、その他のアイテムを購入可能だ。さらに、アリサの能力をアップグレードさせるアイテムも販売され、防御力を高めたりといったステータスアップのほか、回避行動などのアビリティを獲得することもできる。

アリサが囚われている館は、複数の異なるテーマのエリアが組み合わさって構成。ただ広大なだけでなく、バラエティ豊かな小さな世界を巡る形となっており、各所に驚きが待っているという。そして全6章のゲームプレイにて計5体存在するボスを倒し、3種類用意されるエンディングのいずれかにたどり着くことを目指すのだ。


今あえて初代PS風のビジュアルを採用するゲームというと、たとえば『Back in 1995』など近年いくつかリリースされている。ただ開発者Casper Croes氏によると、『Alisa』のコンセプトを練っていた頃にはまだそうした作品は世に出ておらず、同じスタイルとなったのは偶然とのこと。本作の開発については、今年5月に開始したKickstarterキャンペーンにて資金を集めることに成功。PC版に加え、コンソール向けのリリースも決定した。

『Alisa』は、PC(Steam)向けに2021年6月26日発売予定。日本語表示への対応がすでに確定している。itch.ioにて本作の体験版が配布されているため、興味のある方は試してみてはいかがだろうか。

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