Steamコントローラーが「勝手に動いて充電ステーションへ帰る」、“全自動充電”アプリを制作したユーザー現る。自力で動くコントローラー

「Steam Controller」が“独りでに動いて”充電ステーションと接続するアプリを制作したユーザーが現れ注目が集まっている。

Googleでお気に入り登録

Valveが手がけた新型「Steam Controller」には、充電ステーションが同梱されている。普通はコントローラーを手に持って近づけて接続するが、コントローラーが“独りでに動いて”接続するアプリを制作したユーザーが現れ注目が集まっている。

Steam Controllerは、有線・無線両対応の多機能コントローラーだ。Steam入力に対応し、Steamを実行中のPCで利用でき、またモバイル向けの「Steamリンクアプリ」でも利用可能。Steam Deckと同じく2つのトラックパッドを搭載していることが特徴だ。先月5月5日に発売され、即日売り切れるほどの人気を得ている。

Steam Controllerには、ワイヤレス送信機と充電ステーションを兼ねるデバイス「Steam Controller Puck」が同梱されている。USBケーブルでPCと接続して使用し、Steam Controllerとの無線通信を担うほか、天面に配置された端子にSteam Controllerを接続することで充電が可能だ。

Steam Controller Puckには強力な磁石が仕込まれており、Steam Controllerを手に持ってその背面を近づけるだけで、それぞれの充電端子の適切な位置にカチッとくっつくお手軽な仕組みとなっている。

そんななかユーザーのRay Foss氏は、Steam Controllerが独りでにSteam Controller Puckのもとへ向かい充電を開始できるWebアプリを制作。6月25日にXにて映像とともに投稿されると、現時点で約6000回リポストされるほど大きな注目が集まっている。

そのWebアプリはGitHubを通じて公開されており、利用するにはWebカメラが必要となる。PCに接続済みのSteam ControllerとSteam Controller Puckを置いた机を真上から撮影し、両デバイスの位置を指定。するとSteam Controllerが勝手に動き出して、Steam Controller Puckがくっつく位置まで移動する。まるで充電ステーションに自動で帰るロボット掃除機のようだ。

何も触っていないのにSteam Controllerが独りでに動いているのは奇妙な光景かもしれない。実はこれは、コントローラーに内蔵された4つのハプティクスモーターによる振動を活用したものだ。

Foss氏によると、Very Lazy Pixels氏が制作したWebアプリからインスピレーションを受けて、この自動充電アプリを作ったのだという。それが上に掲載した映像のもので、Steam Controllerの振動機能を制御し、PCのキーボードを使ってコントローラーをラジコンのように動かせるWebアプリである。Foss氏はこの技術を応用し、Webカメラを用いたトラッキングと組み合わせて制作したようだ。

なお、これらのWebアプリは誰でも無料で利用可能。ただし、硬い机の上に置いてSteam Controllerを振動させ続けたせいか、Foss氏はコントローラー側の接地部分にあたる箇所のコーティングが剥げてしまったようだと報告しているため、その点は注意したい。

この記事にはアフィリエイトリンクが含まれる場合があります。

Googleでお気に入り登録
Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

記事本文: 8201