『スーパーマリオブラザーズ』の未開封品が「約5億円」で落札される。現状最古の未開封マリオ、ゲームの“史上最高額”を更新

『スーパーマリオブラザーズ』の第2生産版の未開封パッケージがオークションにて300万ドル(約4億8000万円)で落札されたことが話題となっている。

スーパーマリオブラザーズ』の第2生産版の未開封パッケージがオークションにて300万ドル(約4億8000万円)で落札されたことが話題となっている。記録されているなかでは“史上最高額のゲーム”だという。

『スーパーマリオブラザーズ』は、任天堂が1985年に発売したファミリーコンピュータ向け2Dアクションゲームだ。日本向けには同年9月に、米国向けには同年10月にNintendo Entertainment System(NES)向けに発売された。社会現象を巻き起こし、全世界での売上本数は4024万本にのぼるという。

そんな本作の未開封パッケージがオークションに出品され、300万ドルで落札されたことが話題となっている(Kotaku)。落札されたのは、Heritage Auctionsに出品された米国向けの第2生産版の『スーパーマリオブラザーズ』とNES本体との同梱版だ。グレーディングサービスPSAから9.6 A++の評価を得ており、出品ページの写真を見てもかなり保存状態の良い品であることがうかがえる。

Image Credit: Heritage Auctions

パッケージの箱の上蓋には「Nintendo」ロゴ入りの光沢シールが貼られており、これは1986年初頭から採用され、任天堂がゲームソフトをプラスチックフィルムでシュリンク包装するようになるまでに製造されていたロットだという。フィルムで覆われていないため外箱がむき出し、かつ黒を基調としているため傷や擦れが目立ちやすいこともあり、発売から40年以上を経た現在は保存状態の良い品がきわめて貴重になっているとのこと。

なお『スーパーマリオブラザーズ』の初回生産版については光沢シールの代わりにマットな質感のシールが貼られており、これまで未開封品は発見されていないという。そのため第2生産版の未開封品は現状、本作において確認されている最古の未開封品として扱われており、今回の出品を含めこれまでに3本が発見されているとのこと。ほかの2本はそれぞれWata 9.4 A++およびVGA 80であり、Heritage Auctionsは今回のPSA 9.6 A++の出品を最高グレードの品だとしている。公開オークションに出品されるのも初だという。

ちなみに『スーパーマリオ』シリーズの過去作については未開封品のコレクション価値も高いからか、高額で取引される例もたびたび報じられてきた。中でも2021年には1987年に生産された『スーパーマリオブラザーズ』の未開封品が、200万ドル(約3億2000万円・現在のレート)で売買されていた(The New York Times)。一方で今回の出品はさらに古い未開封品であることから、当時の記録を大きく塗り替える300万ドルもの値で落札されたわけだろう。40年以上を経ても保存状態の良い、新たな未開封の美品が発見されたという点でも興味深いニュースだろう。今後さらに古い品、あるいは状態の良い品が発見されるのかどうかも注目される。

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Hideaki Fujiwara
Hideaki Fujiwara

なんでも遊ぶ雑食ゲーマー。『Titanfall 2』が好きだったこともあり、『Apex Legends』はリリース当初から遊び続けています。

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