パワーアーマーTPS『Space Marine 2』、『DOOM』や『Quake』よりも勢いよく売れていると開発者コメント。id Software元幹部も驚かせる勢いのパワフルシューター


『Warhammer 40,000: Space Marine 2』(以下、『Space Marine 2』)は9月9日のリリース以来、『Warhammer 40,000 』を題材としたSteam上のゲームとしては最大となる同時接続プレイヤー数20万人を突破するなど、好調な滑り出しを見せている。これを受け、本作のデベロッパーSaber InteractiveのチーフクリエイティブオフィサーであるTim Willits氏がXにて反応。同氏がかつてid Softwareの元スタジオディレクターも務めていたことを踏まえ「『Quake』、『DOOM』、『Wolfenstein』や『RAGE』といった、私とTodd Hollenshead氏が手がけてきたゲームの中でも『Space Marine 2』はもっとも早く売れていると思う」と述べている。

Tim Willits氏とTodd Hollenshead氏はそれぞれ1995年と1996年にid Softwareに入社し、『DOOM』や『Quake』といったFPSを代表するタイトルの開発に携わった。その後Tim Willits氏は2019年、Todd Hollenshead氏は2020年にSaber Interactiveに移籍し、『Space Marine 2』の開発にも関わっている。

シューターアクションの歴史に名を残す数々の名作を世に送り出してきた2人にとっても、『Space Marine 2』の売れ行きは経験のないことだという。『DOOM』についてはどちらの『DOOM』を指すのか不透明であるが、2016年発売のリブート版『DOOM』の200万本よりも良い数字であることには間違いなさそうだ。Steamの同時接続プレイヤー数のピークで比べた場合でも『DOOM』は約4万4000、『DOOM Eternal』は10万4000であるのに対し『Space Marine 2』は20万を突破。『Space Marine 2』はすでに200万プレイヤー突破が告知されており、その数はさらに伸びていきそうだ。

『Warhammer 40,000 』ジャンルとしてのみならずシューターアクションとしても異例の盛り上がりを見せる『Space Marine 2』、アップデート等を含めた今後の展開に注目だ。『Warhammer 40,000: Space Marine 2』はPC (Steam/Epic Gamesストア)/PS5/Xbox Series X|S向けに発売中。