Razerは4月19日、モバイルゲーム用コントローラー「Kishi Ultra」を発表した。Razer公式ストアではすでに販売開始されており、価格は2万5980円。
「Kishi Ultra」は、モバイルゲーム用コントローラー「Kishi」シリーズの最上位モデルだ。USB Type-C端子を搭載するiPhone 15シリーズやAndroidスマホ(Android 12以降)に加え、最大8インチまでのタブレットでも使用できる点が、従来モデルにはない特徴。iPad miniであれば、現行の第6世代のモデルが対応する。
本製品は、フルサイズのゲームコントローラーを左右に分割したようなかたちになっており、スマホやタブレットを挟み込むように装着して使用する。ボタンなどのレイアウトはXboxコントローラーに近いスタイルになっており、アナログトリガーにはホールセンサー方式が採用。両バンパーボタンの内側には、追加のL4/R4ボタンが配置されている。また、3.5mmオーディオ端子や、充電用のパススルー端子も搭載される。
グリップの付け根部分には、Razer Chroma RGBに対応するLEDがライン状に仕込まれており、無料の「Razer Nexus」アプリを通じてライティングの色や効果をカスタマイズ可能。同アプリではほかにも、アナログスティックのデッドゾーンの調整や、各ボタンのマッピングおよびマクロの設定、Razer Sensa HDハプティクスによる振動機能の調整、対応ゲームにおける仮想コントローラーモードの設定などをおこなえる。
なお、本製品はPCでの使用にも対応しており、USB Type-C接続の有線コントローラーとして機能する。その場合においても、Razer Sensa HDハプティクスや3.5mmオーディオ端子をゲームプレイ中に利用可能とのことだ。
「Kishi Ultra」は、現在Razer公式ストアにて販売中。製品のさらなる詳細については公式サイトを確認して欲しい。