汚家掃除シム『House Flipper 2』大型アプデでまさかの“溶岩床アクションゲーム”実装。お掃除中にゲームをこっそり遊んでサボる

 

デベロッパーのFrozen Districtは4月2日、リノベシミュレーションゲーム『House Flipper 2(ハウスフリッパー2)』向けに大型アップデート「Floor is Lava」を配信した。海外ではエイプリルフールにあわせた発表となっているが、実際にプレイできるコンテンツが追加されている。本作はPC(Steam)向けに発売中。


『House Flipper 2』は、ボロ家を掃除しリノベーションするシミュレーションゲーム『House Flipper』の続編だ。プレイヤーはリノベ業者となり、依頼に応じて荒れ果てた家を掃除するほか、壁などの色や材質を変えたり、家具を配置したり、あるいは間取りを変えたりしてリフォームする。前作からは新たなツールが導入されたほか、ゼロから家を建てることができるサンドボックスモードも用意されている。

今回配信された大型アップデート「Floor is Lava」では、Volcano Distinctという架空のゲーム開発スタジオからのリフォーム依頼が追加。同スタジオでは『Floor is Lava』というゲームの大ヒットを受けて、新たにスタッフを雇うことにしたという。そこで、オフィスを拡張するため、屋根裏部屋に彼らのためのスペースを作ってほしいと依頼してきたわけだ。


オフィス内は、新作発売パーティーが催されたまま片付けがされていない状態。プレイヤーは、各フロアでゴミを捨てたり掃除をしたりしつつ、屋根裏部屋をゲーム開発スタジオらしく仕上げていくことになる。一方で、オフィス内にはVRゴーグルが無造作に置かれており、手に取ることが可能。すると、このスタジオが手がけたという設定のゲーム『Floor is Lava』をプレイできる。

『Floor is Lava』では、3つのステージから選択してプレイ可能。そのゲームタイトルのとおり、ステージの床は溶岩で満たされており、プレイヤーは落下しないように注意しながら、ジャンプアクションを駆使して配置された足場を進んでいく。各ステージではクリアタイムが計測され、最速クリアを目指す要素も存在する。

海外では、床を溶岩に見立てて家具などに乗ってはしゃぐ「The Floor is Lava」という遊びがあり、たとえば『Hot Lava』など、その遊びをモチーフにしたゲームもいくつかリリースされている。今回『House Flipper 2』では、そうした作品を手がけたスタジオからのリフォーム依頼という設定のなかで、実際に遊べるミニゲームとして用意された格好だ。


アップデートではこのほか、新たなテーマのアイテムの追加や、Mod.io上の本作向けコンテンツをゲーム内からブラウズできる機能の追加、海岸環境の最適化、コントローラー操作の改善なども実施されている。また、本作のサンドボックスモードを用いて、『Floor is Lava』をテーマにしたオリジナルステージを作成するコミュニティコンテストが開催。詳細は公式発表を参照してほしい。

『House Flipper 2(ハウスフリッパー2)』は、PC(Steam)向けに配信中だ。