汚家掃除シム『House Flipper 2(ハウスフリッパー2)』Steamにて好調スタート。人気の前作から遊びやすさ向上、家を建てられる新要素などいろいろパワーアップ

 

デベロッパーのFrozen Districtは12月14日、リノベシミュレーションゲーム『House Flipper 2(ハウスフリッパー2)』を配信した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、ゲーム内は日本語表示に対応。本作はさっそく高評価を獲得し、多くのプレイヤーを集めている。


『House Flipper 2』は、ボロ家を掃除しリノベーションするシミュレーションゲーム『House Flipper』の続編だ。プレイヤーはリノベ業者となり、荒れ果てた家にてゴミをひとつひとつ拾っては捨て、掃除道具を活用しながら汚れを落としていく。そしてひと通り綺麗になったら、次は壁などの色や材質を変えたり、間取りを変えたり、家具を配置したりしてリフォームし、仕上がった家を顧客に売却する。

本作では、前作のゲームプレイのコア要素を受け継ぎつつ、新たなツールなどが導入。たとえばフリッパーツールでは、アイテムの売却や複製、色の変更などを簡単におこなえる。このほか、山と海に囲まれたのどかな街ピナコブを舞台に、隣人たちの家のリフォームを通じて物語を追うストーリーモードや、リフォームではなくゼロから家を建てることができるサンドボックスモードも用意されている。

 


本作の配信開始から2日ほど経った本稿執筆時点で、Steamでは約1200件のユーザーレビューが投稿され、その内の85%が好評とする「非常に好評」ステータスとなっている。同じく高い評価を得た前作をベースにしつつ、プレイしやすさを向上させるシステム面の改善が施されたことなどが評価されているようだ。また、前作に存在した“G”がいなくなったことに安堵する声も聞かれる。そして同時接続プレイヤー数を確認してみると、配信開始直後から好調に推移し、これまでのピーク時には約1万7500人に到達(SteamDB)。早くも前作での記録を突破した。

本作の今後について開発元は、まずはプレイヤーの声に耳を傾け、何を優先して取り組むべきかを見極めたいとのこと。多く寄せられた要望のひとつにはマウスの反転設定があり、これについては実装が決定している模様。またリクエストへの対応とは別に、アップデートによるコンテンツ追加も計画されており、来年の春には情報公開されるそうだ。

『House Flipper 2(ハウスフリッパー2)』は、PC(Steam)向けに配信中。価格は5459円で、12月22日までは10%オフの4913円で購入可能である。また本作は、PS5/Xbox Series X|S版が2024年3月21日に発売予定となっている。