ベセスダ、『The Elder Scrolls VI』は開発順調と報告。開発チームも初期バージョンをプレイしてワクワク
Bethesda Game Studios公式Xアカウントは3月25日、『The Elder Scrolls』シリーズ30周年を祝福するポストを投稿。このなかで『The Elder Scrolls VI』の開発状況について報告した。開発初期版(early builds)がプレイアブルな状態にあることが明かされており、順調に開発が進められているようだ。
『The Elder Scrolls』は、Bethesda Game Studiosが手がける一人称視点のRPGシリーズだ。広大なマップと高い自由度が、同シリーズの持ち味となってきた。また、1994年3月発売の第1作『The Elder Scrolls: Arena』を皮切りに展開されてきたシリーズ5作品、および外伝作品で蓄積されてきた重厚な世界観も魅力のひとつ。多数の民族が登場し、複雑な世界情勢や歴史が紡がれてきた。
Bethesda Game Studios公式Xアカウントは3月25日、本シリーズの30周年を祝福するポストを投稿しプレイヤーとコミュニティへの感謝を綴った。またこのなかではシリーズの新展開についても言及され、現在『The Elder Scrolls VI』が開発中であることが改めて報告されている。報告によると開発初期版(early builds)がプレイアブルな状態にあり、開発チームでは喜びと興奮、冒険への期待に満たされながら開発が進められているという。
『The Elder Scrolls VI』は2018年6月に正式発表されたものの、その後スタジオは2023年9月に発売された『Starfield』の開発に注力していたとみられる。この間には長らく開発の進捗など新情報が明かされてこなかった。
一方で『Starfield』発売直前の昨年8月には、『The Elder Scrolls VI』がプリプロダクションから開発段階に移行したことも伝えられていた(Vandal)。発売は数年先になるとみられるものの(関連記事)、『Starfield』が無事発売を迎えて本格的に開発が進んでいるのだろう。
このほか先述のポストでは、これまでのシリーズ作品の特徴がおさらいされたほか、iOS/Android向け作品『The Elder Scrolls: Castles』についても言及。同作は『Fallout Shelter』の仕組みも盛り込まれた、城建築・王朝運営ゲーム。複数か国で早期アクセス配信されており、国内向けには事前登録受付が始まっている。
今年で10周年を迎えるMMORPG『The Elder Scrolls Online』など、シリーズは多方面での展開がおこなわれている。また今なおMod制作を中心にプレイヤーコミュニティが賑わいを見せる『The Elder Scrolls V: Skyrim』などのシリーズ作品を遊びながら、新作『The Elder Scrolls VI』の登場を、腰を据えて待つのもいいだろう。
『The Elder Scrolls VI』はBethesda Game Studiosによって開発中だ。