産業経営シム『Rise of Industry 2』発表。1980年代のアメリカで製造業を営む、シナリオや人脈構築などの新要素導入

パブリッシャーのKasedo Gamesは2月27日、産業経営シミュレーションゲーム『Rise of Industry 2』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam/Epic Gamesストア)/PS5/Xbox Series X|Sで、発売時期は未定。各ストアページによると、ゲーム内は日本語表示に対応予定のようだ。

パブリッシャーのKasedo Gamesは2月27日、産業経営シミュレーションゲーム『Rise of Industry 2』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam/Epic Gamesストア)/PS5/Xbox Series X|Sで、発売時期は未定。各ストアページによると、ゲーム内は日本語表示に対応予定のようだ。


『Rise of Industry 2』は、産業経営シミュレーションゲーム『Rise of Industry』の続編だ。前作は1930年代の架空の世界を舞台としていたが、本作では1980年代のアメリカがモチーフとなる。イノベーションやグローバル化が急速に進み競争の激しい時代にて、プレイヤーは最先端の大手製造企業を率いて利益を追求する。

本作には、キャンペーンモードとサンドボックスモードが収録。キャンペーンモードでは、本シリーズの新規要素として15種類のシナリオが用意され、それぞれ異なるチャレンジをこなしながらビジネスを発展させていく。サンドボックスモードは、そうした制限なく自由にプレイできるモードだ。

プレイヤーは、工場や発電所、工業用炉、農場などを建設し、さまざまな製品を製造して各業界に流通させていく。テレビやカメラ、菓子、おもちゃ、飛行機など、製造できる製品は多種多様。たとえば、ビールやウィスキーなどを生産する場合は醸造所を建設し、周囲の自然資源なども活用して材料を調達する。また研究所を設立することで、生産チェーンを改善するための新技術を獲得できるようになる。


ビジネスを拡大させるなかにおいては、ほかの企業のCEOと人脈を築くことも重要になる。これも本作からの新規要素で、適切な人々とグローバルな関係を構築することで、材料や製品を取引したり、業界で影響力を持つ友人を紹介してもらったりできるという。このほか、工場のある街に投資して地方自治体との関係を良好に保ったり、会社の幹部を雇うなどの経営をおこなったりなどの要素も用意される。

なお本作の開発は、前作を手がけたDapper Penguin Studiosではなく、『Project Highrise』や『City of Gangsters』などで知られるSomaSimが担当する。同スタジオの共同設立者Matt Viglione氏は、前作ファンの期待に応えつつ、新規プレイヤーにも楽しんでもらえるような新要素を導入していきたいと意気込みを語っている。

『Rise of Industry 2』は、PC(Steam/Epic Gamesストア)/PS5/Xbox Series X|S向けに開発中。発売時期は未定だ。Steamストアページではプレイテスト参加者の募集がおこなわれているため、興味のある方はアクセスをリクエストしておこう。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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