新幹線異変探しホラー『新幹線 0号』正式発表。チラズアートが手がける「8番出口ライク」


国内のデベロッパーであるChilla’s Art(チラズアート)は1月26日、『新幹線 0号(Shinkansen 0)』のSteamストアページを公開した。同ストアページによると、同作は近日登場予定。ストアページ上では数枚のスクリーンショットが公開されている。

 


『新幹線 0号』は、チラズアートの手がける「8番ライク」な、ホラーゲーム作品である。本作でプレイヤーは、新幹線の車内で異変を探し、ゲームを進めていく。ストアページ上のスクリーンショットでは、新幹線の車内らしき情景が確認できる。主人公以外に、複数の乗客が登場。車内の電光掲示板では、「05号新大阪行で」といった記載がある。新幹線の車内らしき空間が舞台となっているようだ。

なおチラズアートは、X(旧Twitter)上の告知にて、本作を『8番出口』および『I’m on Observation Duty』ライクなゲームだと説明。両作は、間違い探し風のルールでゲームプレイを進めていく作品となっている。ストアページやポストの内容を考慮すると、本作では新幹線の車内風の空間で、異常を見つけることでゲームクリアを目指していくのだろう。


ストアページ上の記載によれば、本作には複数のエンディングが存在。NPCがプレイヤーをグッドエンド/バッドヘンドへ導くという。またサイコロジカルホラーゲームとも表記されている。雰囲気のある環境アートなどによって、プレイヤーを狂わせるような恐怖体験が待ち受けているのだろう。


本作を手がけているチラズアートは、兄弟でゲームを制作しているという国内のデベロッパーだ。過去作としては『赤マント』や『夜勤事件』、『パラソーシャル』など多数の短編ホラー作品をリリース。ゲーム実況者やVTuberによる動画・生配信も含めて、注目を集めてきた。なおチラズアートの前作にあたる『自撮』は、記事執筆時点でSteamのユーザーレビュー315件中69%の好評を得てステータス「賛否両論」となっている。

チラズアートは、2023年には5本のゲームをリリースするなど、精力的にゲームをリリースし続けてきた。2023年末にはX上にて、「2024年も色々考えているので楽しみにしていてください」とポストしていたが、今年1本目は「8番ライク」なゲーム『新幹線 0号』となるようだ。

『新幹線 0号』は、PC(Steam)向けにリリース予定だ。