SWAT体験シューター『Ready or Not』正式リリース&大型アプデで爆発的に人が集まる、一気に約10倍。システム刷新や新ゲームモードなどコンテンツどんと追加

デベロッパーのVOID Interactiveは日本時間12月14日、『Ready or Not』を正式リリースした。対応プラットフォームはPC(Steam)。すぐさま5万人以上の同時接続プレイヤー数を記録するなど、好調なスタートを見せている。

デベロッパーのVOID Interactiveは日本時間12月14日、『Ready or Not』を正式リリースした。対応プラットフォームはPC(Steam)。本作は正式リリース後、すぐさま5万人以上の同時接続プレイヤー数を記録するなど、好調なスタートを見せている。また正式リリースに際して、バージョン1.0のアップデートも実施。ゲームシステムの刷新や、新たなゲームモード・マップ・武器の追加などがおこなわれた。

『Ready or Not』は、協力マルチプレイ対応タクティカル一人称視点シューターだ。プレイヤーは特殊警察部隊SWATの隊員として、チームと共に数々の犯罪現場へと突入を試みることとなる。人質の保護や犯人の無力化などを最優先事項としながら、状況に応じた任務を遂行するのだ。また本作のゲームシステムはリアルさを重視している。銃弾の貫通や跳弾などがシミュレートされ、敵AIは遮蔽を用いた銃撃戦をおこなうほか、状況が悪くなると自爆や自決、死んだふりなどの行動も見せる。

本作においては、事前計画から突入までリアルな作戦立てを楽しむことができる。マップによっては敵がトラップを設置していることや、待ち伏せしていることも。プレイヤーはミラーガンなどを利用してドア越しに向こうの様子を確認したり、トラップや市民・容疑者の有無などを考慮したりして、状況に応じた方法で突入をおこなう必要がある。そのほかミッション前には装備の選択も可能で、奥深い戦略性を楽しむことが可能だ。また本作は、本稿執筆時点のSteamユーザーレビューで、約10万4000件中91%が好評とする「非常に好評」ステータスを獲得している。


本作は2017年に発表され、2019年には自社サイトにて予約販売を開始。以降、アルファテストを実施しつつ開発がおこなわれていた。2021年12月にはSteamで早期アクセス配信を開始。そして今年の現地時間12月13日に晴れて正式リリースされたかたちとなる。正式リリース後には、すぐさま大量のプレイヤーが集まり、5万1535人の最大同時接続プレイヤー数を記録した(SteamDB)。なお、直近における本作のSteam同時接続プレイヤー数は5000人ほどで推移しており、最大同時接続者数の記録も1万9000人程度だった。つまり正式リリースを契機に、約10倍という爆発的な人口増を見せたわけだ。

また正式リリースに際して、本作ではバージョン1.0のアップデートも実施された。まず同アップデートでは新たなゲームモードが追加。シングルプレイモード「Commander Mode」や、パーマデス制の高難度モード「Ironman Mode」を遊ぶことができるようになった。セーブスロットも導入され、3つのスロットを使用することが可能となっている。


さらに「Stress System」が導入され、人命を危険にさらす行為などをおこなうと、プレイヤーにデメリットが発生するようになった。該当行為をおこなうとプレイヤーのストレスが上昇。高いストレス状態になると、チームの控えに移動し治療を受けなければならなくなるという。このほか同アップデートではAIの改善、新マップや武器、プレイしたミッションをリプレイする機能などが追加された。詳細はパッチノートより確認可能だ。

『Ready or Not』はPC(Steam)向けに発売中だ。

Yusuke Fujii
Yusuke Fujii

JRPGのストーリーと音楽が大好き。PvPは見る専。

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