フィッシングホラーゲーム『Drowned Lake』発表。“溺死の湖”で、音を立てないよう失踪事件を探る

 

パブリッシャーのCRITICAL REFLEXは12月1日、『Drowned Lake』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。Steamストアページ表記によると、ゲーム内は日本語表示に対応予定だ。

『Drowned Lake』はホラーアドベンチャーゲームだ。本作の舞台となるのは、ブラジルにある巨大森林地帯Mata Atlântica。そこでは学生が行方不明となり、原因不明の失踪事件として報道されていた。警察が捜索を進めるが手がかりは見つからず、一方、湖の周辺では奇妙な物音や目撃情報が報告されていた。そこでプレイヤーは事件調査のため、湖へ赴くことになる。ブラジルの民話にインスパイアされた恐ろしい物語が描かれるという。

本作のゲームプレイでは一人称視点で探索をおこない、湖の謎を明らかにすることを目指す。調査では、釣りをすることで手がかりを探したり、パズルを解いたりする要素も用意されているようだ。なおプレイヤーが行動する際には、音に気を付けなければならない。湖の上で音を立ててしまうと、何か恐ろしい存在が襲ってくるという。この存在に気を付けながら、上手く調査を進めていくことが求められるだろう。


また本作では、消防士・ジャーナリスト・漁師の3つの視点からストーリーが描かれる。プレイヤーは各3キャラクターを操作して、それぞれに調査をすることになるだろう。ゲームを進めるにつれて、各キャラが湖を訪れる動機も明かされていくようだ。


本作を手がけるのは、ブラジルに拠点を置くデベロッパーのMonumental Collabだ。同スタジオは、2022年8月に『Our Lady of the Drowned Lake』をitch.ioでリリース。同作のゲームプレイでは、湖で釣りをして魚や物を収取することで、伝承についての調査をおこなう。本作『Drowned Lake』は同作を前身として開発されたのだろう。

また同スタジオは、今年10月にはポイント&クリック型ホラー『TELEFORUM』をSteamでリリース。本稿執筆時点のSteamユーザーレビューでは、1071件中92%が好評とする「非常に好評」ステータスを獲得している。ビデオカメラ風のアナログな演出や、不気味な雰囲気が好評を得ている様子だ。同作は無料で配信されており、日本語表示にも対応しているので興味がある方は遊んでみるといいだろう。なお『Drowned Lake』の発表を記念して、『TELEFORUM』では無料アップデートが配信された。新たなコンテンツが追加されており、本作と同作の内容を補完する新たな秘密が描かれるとのこと。

『Drowned Lake』は、PC(Steam)向けに発売予定。また『TELEFORUM』はPC(Steam)で無料配信中だ。