最大4人協力ホラー『Lethal Company』Steamにて好評スタート。ノルマに追われる契約社員として危険な星を探索収集

 

個人デベロッパーのZeekerss氏は10月24日、『Lethal Company』の早期アクセス配信を開始した。対応プラットフォームはPC(Steam)。本作はさっそく好評を博しSteamユーザーレビューで「非常に好評」ステータスを獲得している。

『Lethal Company』は最大4人で協力プレイ可能なホラーゲームだ。プレイヤーは「Company」の契約社員として放棄された衛星に向かい、廃工場や野外を探索して物品を収集する。期限内に課されたノルマを達成し、無事に帰ることがゲームの目的となる。

衛星の地形はプレイするたびに変化する。フィールドは危険なクリーチャーやトラップであふれており、探索は死と隣り合わせだ。ライトやシャベル、無線機などの道具を活用し、仲間と協力して生還を目指すのだ。仲間とは一緒に探索に出るほかに、一人が宇宙船に残ってガイド役を務めることも可能。ガイドは船に搭載されたレーダーを使ってトラップを検知したり、遠隔操作でロックされたドアを開けることができる。ノルマを達成して生きて帰るためには役割分担が重要になってくるだろう。また、衛星は日が沈んで夜になるとさらに危険度が高まる。ノルマには期限が存在することもあり、時間の管理も大事な要素となっている。

無事に仕事を終わらせれば、Companyから報酬が支払われる。受け取った金はより危険で報酬の多い星への移動に使えるほか、スーツや船をデコレーションすることにも使用可能。また、出会ったクリーチャーをスキャンして図鑑に登録するといった要素も存在。そうしてさまざまな星を渡り歩き、新たな死と危険に向き合うのだ。


本作は10月24日に早期アクセス配信が開始された。早期アクセス配信期間は最大で6か月ほどを予定しているが、ユーザーからのフィードバック次第で変更される可能性もあるという。現時点でもゲームは楽しめる状態で、今後は新たなクリーチャーやマップなどコンテンツを追加しつつ、バランス調整をしていきたいとのこと。

本作は本稿執筆時点で408件のSteamユーザーレビューを集め、そのうち98%が好評とする「非常に好評」ステータスを獲得している。また同時接続プレイヤー数はこれまでのピークで1182名を記録(SteamDB)。好調な滑り出しを切っている。Steamレビューでは、唐突に訪れた死を楽しむような内容や、フレンドといっしょにプレイすると非常に楽しいといった感想が多く見られる。ユーザーのユーモアあふれる投稿も多く、しっかり怖いのにどこかコミカルな本作の作風がユーザーレビューにも影響を与えているようだ。


本作を手がけるのは個人デベロッパーのZeekerss氏。同氏はこれまでも多くの高評価ホラーゲームを手がけており、過去作の『The Upturned』『It Steals』はSteamにて「圧倒的に好評」ステータスを獲得している。ホラーゲームの名手が制作する本作もさっそく好評を博したかたちだ。

『Lethal Company』はPC(Steam)向けに早期アクセス配信中だ。