『ドラゴンクエストウォーク』地図データに、Mapbox導入へ。地図情報変更によりゲーム内にも変化あり

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Mapbox社は10月20日、『ドラゴンクエストウォーク』の地図データに、Mapboxが採用されたことを発表した。『ドラゴンクエストウォーク』ではGoogle社の提供する「Google Maps Platform ゲームサービス」が使用されていたが、10月25日よりMapboxに移行作業が開始されるという。


『ドラゴンクエストウォーク』は、スクウェア・エニックスとコロプラが共同開発する位置情報RPG。プレイヤーは現実世界の日本地図にもとづいた世界を実際に歩いて探索し、モンスターとのバトルやクエストに挑んでいく。『ドラゴンクエスト』シリーズのRPGという骨組みを活かしつつ位置情報ゲーム化した作品だ。2019年9月に配信されて以来、根強い支持を得て運営が続けられている。

位置情報ゲームにおいて欠かせない、位置/地図サービス。『ドラゴンクエストウォーク』はもともと、Google Maps Platform ゲームサービスを使用していた。しかしながら、同サービスは2022年12月31日でサーバーへのアクセスを終了。運営も2021年10月時点で移行先を探すとしていた。そしてこのたび、Google Maps Platform ゲームサービスから移行するかたちでMapboxに移るようである。


Mapboxといえば、近年シェアを伸ばしている地図開発プラットフォーム。地図のカラーリングやフォントの種類、レイヤー数が多く、自由自在にデザインでき、ゲームの世界観に適した地図描画を実現することを特徴としている。また、アイテム獲得スポットやチェックポイントの配置を、立ち入り禁止区域や歩行不能な道路などを判断し、適切な場所のみに設置できる「Playable Location」データも提供。さまざまなゲームに採用されてきており、最近では『信長の野望 出陣』に導入されている。

なお、『ドラゴンクエストウォーク』側でも告知が出ている。それによると、Google Maps Platform ゲームサービスの提供終了より、マップサービス移行準備期間を設けていたという。そしてこのたび、Mapboxへの移行が決まったそうだ。11月14日にはすべての移行が完了するという。この移行によって、かいふくスポット・メガモンスター・ほこらなどの出現位置が変化。さらに画面の位置情報や地図上に表示されているスポットなどの変化が発生するとのことだ。
【UPDATE 2023/10/20 16:35】
ゲーム内告知について追記。あわせて本文を調整

Mapbox社は『ドラゴンクエストウォーク』においては、位置情報ゲームのベースとなる地図データの提供と、地図データの切り替えにおける技術サポートサービスを提供することで、既存体験の維持と向上に貢献するとしている。大人気ゲームとなった『ドラゴンクエストウォーク』。同作の地図データにMapboxが採用されることで、ゲーム体験がどのような変化されるのか注目されるところだ。

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