『スプラトゥーン3』DLC第2弾「サイド・オーダー」は、“繰り返し遊べる”一人用モードに。ローグライク系コンテンツ導入か

 

任天堂は9月14日、『スプラトゥーン3』のエキスパンション・パス第2弾コンテンツ「サイド・オーダー」を2024年春以降に配信することを発表した。サイド・オーダーは、繰り返し遊ぶことができる1人用のゲームモードとなるようだ。

『スプラトゥーン3』は、『スプラトゥーン』シリーズの最新作。本作は、インクを塗り合う「ナワバリバトル」やさまざまなルールで戦う「バンカラマッチ」といった対人戦のほか、ほかのプレイヤーと協力してイクラの納品に励む「サーモンラン」などが用意されている。さらに、1人プレイ専用モードとして「ヒーローモード」も用意されており、本作におけるストーリーが描かれている。

「サイド・オーダー」は、プレイヤーキャラクターを強化しながら攻略していく1人プレイ専用モードとなるとのこと。本モードの舞台となるのは、秩序の塔と呼ばれる塔になるとのこと。 “繰り返し遊べる1人用のゲームモード”とのことで、秩序の塔の上階へ進むごとにプレイヤーキャラクターを強化し、さらに上を目指していく、ランダムな要素をまじえたローグライク的なゲームモードになるのかもしれない。

「サイド・オーダー」のトレイラーでは、白を基調とした人工的な空間で大勢の魚を撃退している姿が確認できる。ほかにも、トレイラー中に前作『スプラトゥーン2』に登場したテンタクルズのヒメが、メカの姿となって本作に再登場。さらにミズタなるタコの新キャラクターも登場し、会話の中でプレイヤー同様に何らかの事件に巻き込まれていることを示唆。そしてミズタは、テンタクルズのヒメの相棒であるイイダとは昔の知り合いであることも語っている。今回のトレイラーではイイダ本人の姿は確認できないものの、「サイド・オーダー」において何かしら関わってくることだろう。

ちなみに、SNSではミズタについてその正体を予想する人も見受けられる。その正体と推測されるのは、過去に『スプラトゥーン』公式X(旧Twitter)アカウントなどで紹介されているDedf1sh(デッドフィッシュ)である。今回のトレイラーでお目見えしたミズタの姿と比べてみるとよく似ている。


「サイド・オーダー」のプレイヤーの強化要素は、ヒメが持つパレットとカラーチップを使用しておこなうことになるようだ。カラーチップには爆発のダメージを上昇させるものなどがある模様。ほかにも、ヒト状態での移動速度を向上させる効果をもつであろう「ヒト移動速度」や、「ドローンスプラッシュボム」なるカラーチップも確認できる。さらに、ヒメのパレットの映像を見るに、インクショットのダメージアップや発射レート向上といったものから、イカダッシュ速度やインク効率の向上など、これまでの対人モードのギアパワーと同じような効果をもつものもありそうだ。


『スプラトゥーン3』はNintendo Switch向けに発売中。エキスパンション・パス第2弾コンテンツ「サイド・オーダー」を2024年春以降に配信予定だ。