意味不明な街で遊び回るギャグ満載ゲーム『Thank Goodness You’re Here!』発表。手描きアニメによる、小さいセールスマンの狂った交流

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パブリッシャーのPanicは8月23日、『Thank Goodness You’re Here!』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)/PS5/Nintendo Switch。配信時期は2024年を予定している。

『Thank Goodness You’re Here!』は不条理コメディゲームである。舞台はイギリス北部にある架空の町・Barnsworth。市長との大事なミーティングのため、ひとりのセールスマンが町にやってきた。プレイヤーは主人公であるセールスマン(なぜかとても小さい)を操作し、町の人々の“奇妙な頼みごと”をこなしていく。


本作の軸となる「町の住民の頼み事」は多岐にわたる。はじめは芝刈りの手伝いや、パイを焼くなどありきたりな仕事。頼みごとを完遂すれば、町の新しいエリアが開放されていく。町で人々の手伝いをするたび、市長とのミーティングが近付く。ゲームが進行するにつれ、こなすべき仕事は“奇妙さ”を増していくという。ただトレイラーを見る限りでは、主人公は仕事というより意味不明なイタズラをして回っているようにも見える。

同映像からはその不条理さの一端もうかがえる。断片的でまったく意味不明であるものの、「露出狂が出る」「お尻に体当たりする」「煙突の中にねじりこまれる」「緑色のぐちょぐちょまみれになる」「牛に食われる」といったシチュエーションが存在。ストアページの説明によると、“アストラル界”を旅する仕事も存在するそうだ。たとえるなら「モンティ・パイソン」のような、感性に訴えかける倫理観度外視のユーモアが展開されるのだろう。

本作の魅力のひとつは、カートゥーン調の手描きアニメーションだ。シームレスにスクロールする画面と活気あふれる町人たち。目まぐるしくも愉快な町並みが楽しめそうだ。ストアページの紹介によると、本作の台詞はフルボイスとなっている。また本作のストーリーは、イギリス・イングランド北部ヨークシャーの民話に基づいているとのこと。不条理でシュールな体験を通じて描かれる、ストーリーの展開にも期待したいところだ。


本作を手がけるCoal Supperはイギリス・ヨークシャー発、現在ロンドンを拠点としているインディースタジオ。同スタジオは過去に無料ゲーム『The Good Time Garden』を手がけており、こちらは本稿執筆時点でSteamユーザーレビュー約2200件中95%が好評とする「圧倒的に好評」のステータスを獲得している。『Thank Goodness You’re Here!』は、Coal Supperスタジオ約3年半ぶりの新作となる。前作『The Good Time Garden』で評価された手描きアニメーションだけでなく、シュールな雰囲気も健在のようだ。そんな『Thank Goodness You’re Here!』の発売をぜひ楽しみにしたい。


『Thank Goodness You’re Here!』はPC(Steam)/PS5/Nintendo Switch向けに2024年配信予定。

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