『Escape from Tarkov』最新アプデで装備プリセット機能・スカブへの新命令システムなどいろいろ登場へ。本日ワイプと共に実装

 

Battlestate Gamesは8月10日、『Escape from Tarkov』の本日実装予定のPatch 0.13.5のパッチノートを公開した。新たなボス「Kaban」が実装されるほか、便利なプリセット機能や、scavプレイ時のBotへの指示機能などが登場する。


今回のパッチでは「Streets of Tarkov」が拡張される。さらに自動車修理工場付近に、新たなボス「Kaban」が登場。重機関銃を駆使する一方で機動力は低く、定位置あるいはゆっくりとポイント間を移動するような動きを見せるそうだ。代わりに武装した護衛を多数従えており、戦闘の際には強固な守りを突破する必要があるだろう。

さらに本パッチでは装備のプリセット機能が実装。任意の装備品を選択し、名前を付けてプリセットとして保存できるようだ。キャラ作成直後にはプリセットを15セット作成可能で、最大50セットまで拡張できるとのこと。なおプリセットから一式を装備する際には、スタッシュ内のアイテムから自動で補充されるかたちになる。足りないアイテムを商人やフリーマーケットで購入できる機能も用意されるそうだ。


さらに大きな調整としてscavとしてプレイする場合にBotに新たな指示を出せるようになる。散開させたり身を隠させたり、話すのをやめさせることもできるという。また助けを求めると広範囲のBotが反応し、プレイヤーのもとに集って敵と戦闘してくれるそうだ。ただし「いずれも一定の確率で(With a certain chance)」と記載されているので、確実に指示を聞き入れてくれるわけではなさそうだ。Botへの命令はFenceからの評判に依存するそうで、評判を上げることで確率を高められるのかもしれない。またすべての命令にはクールダウンも存在するとのこと。

そのほかBotたちの行動パターンも変化。チームとして活動し、組織的な戦闘をおこなうscavが一定確率で出現するようになるという。またscavたちは死体を捜索し、好きなものを取っていくようになる。元から持っているバックパックやリグを捨てて新しいものに換えることもあるといい、人間とBotの見分けがさらにつきにくくなりそうだ。なおBotに保険をかけていた装備品を奪われた場合、保険で戻ってくることはないという。


ほかにも今回のパッチではさまざまな調整が実施予定。コンテナがランダムな場所に出現するようになるかわりに、すべてのロケーションでコンテナの出現場所が増加するといった調整もおこなわれる。詳細はこちらの公式パッチノート(英文)を確認されたい。

なお今回のパッチにて本作では、プレイヤーのデータをリセットする「ワイプ」も実施される。すべてのプレイヤーが足並みを揃えて、パッチ適用後の環境でスタートを切ることになる。また公式サイトでは日本時間8月14日5時59分まで、各バージョンが15%オフで販売されている。気になる人はこの機会にTarkovへ足を踏み入れてみるのもいいだろう。

『Escape from Tarkov』は公式サイトにて、ベータ版として販売中だ。0.13.5パッチ実装には約6時間が見込まれており、予定どおりであれば日本時間で本日22時ごろの実装となるだろう。実装までゲームにはアクセスできず、所要時間は延長される可能性もあるとのこと。