魔法クラフト・メトロイドヴァニア『RIN: The Last Child』9月22日配信へ。広大な世界を探索し、膨大な組み合わせからお気に入り魔法を作り出す

 

デベロッパーのSpace Fox Gamesは7月24日、メトロイドヴァニア・アクションゲーム『RIN: The Last Child』を9月21日に配信すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)/Nintendo Switch/PS4/PS5/Xbox One/Xbox Series X|S。少なくともSteamでは、時差により9月22日に国内配信されるようだ。ゲーム内は日本語表示に対応する。

『RIN: The Last Child』は、神話世界を舞台にするメトロイドヴァニア・アクションゲームだ。主人公は、創造主の最後の子である半神半人のRIN。彼女のきょうだいたちが冷酷なモンスターへと変貌し、混乱と破壊をもたらしたことをきっかけにRINは生み出され、世界に秩序を取り戻すことを命じられる。

本作にてプレイヤーは、不思議な植物が茂る森や洞窟などさまざまな環境で構成されるマップにて、プラットフォームアクションを駆使したりトラップを超えたりしながら探索する。道中では新たなアビリティを獲得でき、それによって徐々に探索可能範囲が広がっていく、メトロイドヴァニアらしいゲームデザインが採用。マップは広大かつ複雑に入り組んでおり、エリアによって登場する敵やステージギミックなどが変化する。


マップではさまざまなタイプのモンスターがプレイヤーを襲い、またRINのきょうだいたちであるボスも待ち受けている。RINは魔法を使って戦い、その魔法は探索を通じて獲得できるアスペクトとスペルパターンという素材をもとにクラフトすることが本作の特徴だ。たとえばゲーム序盤では、斬撃のような近接攻撃や、弓矢のようなエネルギーを放つ遠距離攻撃の魔法をクラフト可能。魔法は3種類までボタンに設定でき、マナを消費して使用するかたちとなり、マナは倒した敵がドロップするアイテムなどで回復できる。

マップ内には、そうした素材が各所に配置されており、探索する動機となるだろう。また、魔法の性能を変化させるための素材も存在する。たとえば、攻撃力や射程距離を向上させたり、魔法使用のクールダウン時間を短くしたりといった効果のものがあり、それぞれデメリットも付加される。魔法とその性能変化の組み合わせは合わせて7776種類にものぼるそうで、プレイスタイルに合わせた魔法を作る楽しみもありそうだ。

『RIN: The Last Child』は、PC(Steam)/Nintendo Switch/PS4/PS5/Xbox One/Xbox Series X|S向けに9月21日配信予定。少なくともSteam版は、日本では時差により9月22日に配信される模様である。また、Steamでは現在体験版が配信されている。