「Xbox Game Pass Core」発表、9月14日より提供へ。「Xbox Live Gold」に置き換わる新サービス、“月替りゲーム提供”が廃止されカタログ制に

 

マイクロソフトは7月17日、「Xbox Game Pass Core」を発表した。9月14日から提供開始予定。Xboxコンソール向けのサブスクリプションサービス「Xbox Live Gold」に置き換わる新サービスとなる。


「Xbox Game Pass Core」は「Xbox Live Gold」の“進化版”とされるサブスクリプションサービス。現行のXbox Live Goldは、Xboxコンソールにてオンラインマルチプレイなどのネットワーク機能を利用するためのサブスクリプションサービスだ。加入者には特典として、毎月複数のゲームがプレゼントされる「Games with Gold」のほか、ゲーム購入時に特別な割引も適用される。そうしたサービス内容も、今後移行に伴い変更されていく予定となっている。

その進化版とされるXbox Game Pass Coreでも、月額はXbox Live Gold から据え置きとなる842円となる予定。引き続きオンラインマルチプレイなどのネットワーク機能利用権や、各種セールや割引などの特典が用意される。一方でGames with Goldは9月1日に提供終了され、代わりにXbox Game Pass Core向けには複数のゲームがラインナップされたカタログが用意。Xbox Game Passのラインナップから選ばれたゲーム・コンテンツが提供されていくという。

新しいタイトルは年に2~3回追加されていく見込みとのこと。サービス開始時のラインナップは以下のとおり。ただしXbox Game Pass Coreに収録されるゲームタイトルは提供地域や時期によって異なる場合があるそうだ。

Among Us
Descenders
Forza Horizon 4
Grounded
Halo 5: Guardians
Halo Wars 2
INSIDE
Ori and the Will of the Wisps
Psychonauts 2

海外向けのラインナップと比較すると『Fallout 4』や『Doom Eternal』、『Dishonored 2』といったタイトルが現時点の国内向けラインナップには含まれないことが確認できる。

なおXbox Live Goldにすでに加入しているユーザーは、9月14日に自動的にXbox Game Pass Coreに加入することになるという。またXbox Game Pass Coreまたは「Xbox Game Pass Ultimate」に加入しているかぎり、Games with Goldを通じて以前引き換えたXbox One向けタイトルに引き続きアクセス可能とのこと。以前引き換えたXbox 360向けタイトルについては、プランに関係なくプレイヤーのライブラリに保持されるそうだ。


コンソール向けの新たなサブスクリプションサービスとなるXbox Game Pass Core。Xbox Live Goldとの違いは、Games with Goldによる毎月のゲーム提供が廃止され、年に2~3度新規タイトルが追加されるカタログ制になる点にあるようだ。

ちなみにXboxプラットフォームでの別のサブスクリプションサービスXbox Game Pass/Xbox Game Pass Ultimateについては、今年7月7日に値上げが実施されたばかり。約20年間にわたって提供され続けていたXbox Live Goldについても、今回Xbox Game Pass Coreに刷新されることが決定したかたちだ。Xboxコンソール向けのサブスクリプションサービスについては、さまざまな側面から見直しがおこなわれているのかもしれない。

Xbox Game Pass Core」は9月14日より提供予定だ。