オープンワールド町づくりRPG『Project ME』発表。人気スローライフシリーズ開発元が贈る、協力プレイ対応町づくり&大冒険


パブリッシャーのNuverseは5月18日、『Project ME』を発表した。対応プラットフォームは未定ながら、2023年6月にAndroidに向けたクローズドアルファテストが実施予定。同プレイテストには、本作公式サイトを通じて現地時間6月20日まで参加申し込みが可能だ。

『Project ME』はオープンワールドで展開される、町づくりシムRPGだ。本作を手がけるのは中国に拠点を置くPathea Games。本作はスタジオ過去作『きみのまち(My Time)』シリーズに引き続き、ほとんどの近代テクノロジーが破壊された終末後の自然あふれる世界を舞台とするようだ。シリーズの世界観を継承しつつ、新たなストーリーや、さまざまなキャラクターとの交流が描かれる。


本作では、『きみのまち』シリーズ同様に建築が主なゲームプレイとなるようだ。素材を集め住居を建てて、自分だけのカスタマイズをしていこう。また本作では、プレイヤーは町長として町を運営することにもなる。より自由な町づくりが可能となるだろう。

また本作の世界には、広大なオアシスなど少なくとも8つの地域が用意されるとのこと。トレイラーでは、剣と盾を用いた戦闘要素も確認できる。オープンワールドを舞台とした冒険も、本作のゲームプレイの一要素となるようだ。さらに本作は協力プレイにも対応予定。他のプレイヤーの町を訪問して、町の建設を手伝うこともできるそうだ。


過去のシリーズ作品としては『きみのまち ポルティア』が正式リリースされているほか、続編となる『きみのまち サンドロック』がSteamにて早期アクセス配信中。どちらもSteamユーザーレビューにおいて「非常に好評」ステータスを獲得している。なお同スタジオのバイスプレジデントであるAaron Deng氏によると、現時点では本作『Project ME』の開発チームは『きみのまち サンドロック』とは別の、独立した新設チームが手がけているそうだ。このため、現在早期アクセス配信中の『きみのまち サンドロック』の正式リリースへ向けた開発には影響しないとのこと。

また、本作は現時点でどのプラットフォームに対応するかは未定のようだ。現在参加申し込み受付中のクローズドアルファテストでは、まずAndroidに向けて実施される。なお同スタジオは、より多くの人に『きみのまち』シリーズを楽しんでほしいとの考えをもっているとのこと。この考えを実現する模索の一部として、今回モバイルプラットフォームでのプレイテスト実施を決めたそうだ。

『Project ME』は、Pathea Gamesにより開発中。Androidに向けたクローズドアルファテストが2023年6月に実施予定だ。同プレイテストへの参加申し込みは、本作公式サイトを通じて6月20日まで可能となっている。