『ディアブロ IV』では課金がキャラ性能に影響しない方針。シーズン制や有償アイテムなど、情報いろいろ公開

 

Blizzard Entertainmentは5月10日、ハクスラARPG『ディアブロ IV』のリリース後の展開について明かした。本作は6月6日発売予定で、対応プラットフォームはPC(Battle.net)/PS4/PS5/Xbox One/Xbox Series X|S。

『ディアブロ IV』は、アクションRPG『ディアブロ(Diablo)』シリーズの最新作だ。シリーズで初めてオープンワールドのマップが採用され、プレイヤーはドルイド・ローグ・ソーサレス・バーバリアン・ネクロマンサーといったキャラクタークラスから選択し、サンクチュアリの各地を旅しながら地獄の軍勢と戦う。本作は5月13日4時から2日間テストが実施予定で、6月6日には発売を控えている。

そんな本作における、バトルパスやシーズン制の詳細および、ストアコンテンツの方針などが明かされている。まず、『ディアブロ IV』は1年に4つのシーズンが、約3か月周期で移り変わるシステムになるという。各シーズンでは新たなゲームプレイメカニックやコンテンツが登場することもあるほか、「Season Journey」と呼ばれる進捗システムが導入。目標をクリアしていくことで、報酬を得たりバトルパスを効率よく進行させたりできるという。

バトルパスも、シーズンを通じてさまざまな報酬をアンロックしていくシステムだ。プレイヤーは上述のSeason Journey目標のクリアのほか、クエスト達成・敵を倒す・イベントに参加するなどの方法で、Favorとよばれるポイントを入手可能。Favorが貯まるとバトルパスのTier(段階)がアンロックされていき、報酬が手に入る仕組みだ。

バトルパスは、全ユーザーに対して無料で開放される「Free Tiers」と、有料プレミアムバトルパスを購入した者に開放される「Premium Tiers」にわかれているそうだ。Premium Tiersにはキャラ性能に影響を与えるような報酬は含まれておらず、原則コスメティックアイテムとなるとのこと。

一方で無料のFree Tiersを開放するとコスメティックアイテムのほか「Smoldering Ashes」と呼ばれるアイテムが入手可能。これを消費することで、「Season Blessings」なるパッシブバフを得られるそうだ。効果としては現在のところ、経験値増加・アイテム売却額向上・アイテム解体時のレア素材率アップ・エリクサーの効果時間アップといったバフが紹介されている。現在は伏せられているものの、ほかにもバフは存在するようだ。


そして、ゲーム内ショップのコンテンツについても方針が明かされている。ショップにて有償購入可能なコスメティックアイテムについては、見た目を変化させる以上の機能をもたないとのこと。すなわち、衣装といったアイテムへの課金によって、ゲームプレイが有利になることがないように、との方針だろう。なお、ショップで利用する有償ゲーム内通貨Platinumおよび、ショップ購入アイテムについては、Battle.netアカウントを通じて各プラットフォームで共有されるとのことだ。また、コスメアイテムは通常のプレイでも多数手に入るとのこと。

ディアブロ IV』は、PC(Battle.net)/PS4/PS5/Xbox One/Xbox Series X|S向けに6月6日発売予定。 また、サーバー負荷テスト「サーバースラム」が、5月13日4時から5月15日4時にかけて各プラットフォームにて実施予定となっている。