ロボット社会ステルスアクション『The Library of Babel』4月7日配信へ。人類絶滅から2万年後、ロボットたちは創造者の謎に迫る

 

パブリッシャーのNeon Doctrineは3月7日、Tanuki Game Studioが手がけるアクション・アドベンチャーゲーム『The Library of Babel』を4月7日に配信すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam/Epic Gamesストア)/Nintendo Switch/PS4/PS5/Xbox One/Xbox Series X|Sで、ゲーム内は日本語表示に対応する。

『The Library of Babel』は、作家ホルヘ・ルイス・ボルヘスの短編小説「バベルの図書館」や、浦沢直樹氏の漫画「PLUTO」、映画「地獄の黙示録」から影響を受けるアクション・アドベンチャーゲームだ。舞台となるのは、人類が絶滅してから2万年後の、高度なロボットによる秩序正しい社会が築かれている世界。ある時、過去や現在に書かれた書物、さらに未来に書かれるすべての書物が保管されているという図書館が発見され、自らの創造者について何も知らなかったロボットたちの社会は混乱に陥ってしまう。

本作の主人公は、捜索係なる仕事に就いているルドヴィクだ。彼は、バビロン帝国にて発生した殺害事件の調査を任されており、犯人の足取りを追うなかで、現在は閉鎖された状態にある例の図書館の謎を解明していくことに。ただ、その際に何らかの緊急事態が発生し、数多くの危険に晒されることになるという。


本作はサイドビューでのゲームプレイが採用され、広大なジャングルや廃墟と化した神殿などのステージが登場。足場を飛び越えたりトラップを回避したりしながらステージを進んでいく。またステージには、敵となる機械生命体も存在。ルドヴィクは直接戦うことはあまり得意ではないようで、ステルスプレイにていかに危険を回避するかがカギとなる。

そのなかでは、インベントリの管理が重要な要素のひとつになるそうだ。これまでに公開されたトレイラーでは、インベントリで段ボール箱を選択して敵から身を隠したり、2種類のアイテムを組み合わせて新たなアイテムを作成したりといった場面が確認できた。

また、本作は1990年代のグラフィックアドベンチャーゲームを彷彿とさせるダイアログシステムを搭載する。ゲームを進めさまざまなロボットと出会うなかでは、哲学的で物悲しい物語が展開。そうしてルドヴィクは、バベルの図書館の急な閉鎖と、神話的な創造者の謎に迫ることになるという。


『The Library of Babel』は、PC(Steam/Epic Gamesストア)/Nintendo Switch/PS4/PS5/Xbox One/Xbox Series X|S向けに4月7日配信予定だ。

なお、Steamでは本作のベータテストの実施が計画されており、現在参加者を募集中。ストアページの「The Library of Babel Playtestに参加」からアクセスをリクエストすると応募できる。