スクエニ牧場RPG『ハーヴェステラ』最新アプデ配信。ゲーム終盤の“あのアイテム”枯渇問題も解消へ

 

スクウェア・エニックスは2月8日、『ハーヴェステラ』製品版アップデートVer.1.0.2を配信開始した。今回のアップデートでいくつかの問題が修正されたほか、ゲーム終盤における重要アイテムの入手確率も上昇している。


『ハーヴェステラ』はスクウェア・エニックスとLive Wireが開発した生活シミュレーションRPGだ。対応プラットフォームはPC(Steam)/Nintendo Switch。本作では、四季を彩るファンタジー世界を舞台に、生活・交流・冒険を楽しむ。「シーズライト」と呼ばれる巨大な4つの結晶体が存在する惑星にて、四季の恩恵にあずかりながら釣りや料理などのスローライフを楽しむことができる。本作の主人公は辺境の村に行き倒れていた村人だ。自給自足の生活をしながら仲間たちと協力して世界の謎を解き明かしていく。

今回のアップデートで注目したいのは、アイテムである頑丈なネジの入手確率の上昇だ。頑丈なネジは、素材アイテムのひとつ。単なるネジであるが、非常に重要なアイテムとなっている。というのも、本作ではダンジョンや村など各所で道が塞がれており、特定のアイテムを使うことで通行が可能となる。特定アイテムはクラフトによって製造可能。序盤は難なく手に入る。終盤に同等のアイテムをクラフトする際には、頑丈なネジが必要となる。


……のだが、頑丈なネジを落とす敵は特定のダンジョンに固まっており、かつドロップ率も渋めだった。というより、ドロップ率が低く感じられた、というのが正解だろうか。頑丈なネジを落とす敵が特定のダンジョンにしかいない影響で、このアイテムを手に入れるために攻略中のダンジョンから戻って頑丈なネジ集めを強いられるケースも発生していた。『ハーヴェステラ』では、普通にゲームを進行していけば重要度の高いアイテムは自然に手に入る設計になっていたため、頑丈なネジだけを手に入れるために特定のダンジョンの敵に張り付く作業がストレスになりえた。


しかし頑丈なネジのドロップ率が上がった影響で、狩っても落とさないというストレスは軽減されるだろう。筆者もさっそく頑丈なネジを得るべくダンジョンに行ったが、ドロップ率が上がっていた(気がする)。地味ながらも、これからプレイする人にとってはストレス軽減になるだろう。そのほか今回のアップデートでは、ネメアの街に到着時にクラッシュする不具合の修正や、エンディングムービー中に暗転する不具合などが解消されているとのことだ。

『ハーヴェステラ』は、PC(Steam)/Nintendo Switch向けに発売中である。