農園運営ADV『Harvest Island』4月14日発売へ。神々への供物を捧げる、ほのぼの不穏な離島生活


インディースタジオのYobobは1月1日、『Harvest Island(収穫島)』の発売日発表トレイラーを公開した。PC(Steam)向けに、現地時間4月14日発売予定。なお、Steamのストアページ表記によれば、日本時間4月15日発売予定となるようだ。

『Harvest Island』は、離島を舞台に農園を運営するアドベンチャーゲームだ。プレイヤーは離島で父と妹と3人で暮らす少年ウィルを操作し、島の神たちに捧げる作物などを収穫していくことになる。島はとても広く、ウィルにとって未知の場所も存在。深く暗い洞窟を探検するなど、島内を冒険する要素も用意されているようだ。さらに昼夜の時間の概念や、天候システムを採用。時間や天候の変化によって表情を変えていく島の自然の風景が、ドット絵で美しく描かれている。

本作の舞台である島では、恵みを与えてくれる神々の存在をみんなが信じている。恵みを使うことで動物と仲良くなったり道具を手に入れたり、何かを作ったりすることができるようだ。神々はいつも捧げ物を求めており、毎日新たな捧げ物がリクエストされるそうだ。


プレイヤーは作業台を利用することでさまざまなアイテムを作ることができる。島で釣りをおこなうために必要な釣り竿、行動可能範囲を広げてくれるはしごなどを作成し、また新たに神に捧げる収穫物を求めていくことになるのだろう。

収穫物は、畑を耕して育てた作物や、牛から絞ったミルクや羊の毛といった畜産物、さらには島の中を探索して拾うことができるココナッツやワカメ、そしてカブトガニなど多種多様。島の至る場所でおこなうことができる釣りでは、たくさんの種類の魚が用意されているとのこと。魚は昼夜や場所といったシチュエーションで釣れる種類が変わり、種類によって魚の行動などの特性も変わるそうだ。

農業や畜産、釣りといった要素から、牧歌的な印象を受ける本作だが、今回YouTubeにて公開されたトレイラーでは、何やら不穏な雰囲気が漂うシーンも。どこか怖そうに描かれたビジュアルや、謎の廃墟らしき建物など、島には何か謎が隠されているのかもしれない。トレイラーの概要欄では、本作が探検に重きを置いたストーリー主導作品であると説明。農業といった要素については、それらを支えるサブ的要素であるとしている。島の謎を探っていくことが、本作のメインとなる体験のようだ。


『Harvest Island』は、PC(Steam)向けに現地時間4月14日発売予定。