『VALORANT』マップ「スプリット」がパッチ6.0よりマッププールに復帰へ。しかし「バインド」と「ブリーズ」除外でマップ数が“7に足りない”


Riot Gamesは12月3日、『VALORANT』におけるマッププール変更について告知。来年1月初旬に配信予定のパッチ6.0において、マップ「スプリット」をマッププールに復帰させ、「バインド」「ブリーズ」をプールから一時除外することを発表した。


「スプリット」は、今年6月の『VALORANT』パッチ5.0にて、新マップ「パール」と入れ替わるかたちでプールから除外されていたマップ。いくつかの変更がくわえられつつ、来年1月初旬に配信予定のパッチ6.0にて復帰予定とのこと。変更詳細については、後日公開のパッチノート6.0にて説明予定だ。そして「スプリット」が復帰する一方で、マップ「ブリーズ」および「バインド」はコンペティティブおよびアンレートのマッププールから除外。再実装の日程は未定ながら、「スパイクラッシュ」やカスタムゲームなどのモードでは引き続き利用可能とのこと。

なお『VALORANT』においてプールからのマップ除外がおこなわれたのは、パッチ5.0での「スプリット」が初であり、ユーザーからは大きな反響があった。そして留意したいのは、その当時マップ除外の理由のひとつとされた、“ラッキーナンバー7”の存在だ。というのも、Riot Games開発者は“タクティカルシューターにおける「マップのバリエーション」と「プレイヤーの習熟度」を両立できる理想的なマップ数は7である”との考えを示している(関連記事)。そのため、8番目のマップとなる「パール」と入れ替わるかたちで、「スプリット」が除外された流れとなる。

そして、パッチ6.0における変更により、マッププールの総数は6になる予定である。しかしRiot Gamesの考える理想的なマッププールの数は7なので1足りない。したがって、パッチ6.0にて新マップが追加される可能性も濃厚となるだろう。


また、「バインド」「ブリーズ」の除外についても、SNS上でさまざまなプレイヤー意見が飛び交っている。プレイヤーのマップの好みのほか、愛用エージェントと復帰/除外マップの相性なども気になる点だろう。一方でRiot Gamesは今回の発表にて、両マップの除外の理由も説明している。「バインド」については、「戦略的な多様性に関するもの」と説明。「ブリーズ」についてはエージェントとチーム構成の多様性の改善の余地を理由にしている。また、いずれのマップについても、今後の調整について示唆されている。「スプリット」が除外から半年ほどで復帰を果たしたこともあり、今後のマッププールの変更がある程度流動的になる可能性もあるだろう。好きなマップがプレイできなくなってしまったプレイヤーも、いずれふたたびマッププールの変更に恵まれる機会がくるかもしれない。

『VALORANT』は、Riot GamesからPC向けに基本プレイ無料にて配信中。