PC版『セインツロウIV』所有者に「DLC全部入り版」への無料アップグレード提供へ。EGS版の期間限定無料配布とあわせて

 

パブリッシャーのDeep Silverは12月2日、現在販売中の『Saints Row IV』のPC(Steam/GOG.com)版の所有者に対し、『Saints Row IV: Re-Elected』への無料アップグレードを提供すると発表した。『Saints Row IV: Game of The Century Edition』も対象となり、海外時間12月8日に自動的にアップグレードされるとのこと。さらに、PC版におけるクロスプレイも同日に実装される。


『Saints Row IV』は、オープンワールド・アクションゲーム『Saints Row(セインツロウ)』シリーズの4作目。前作『Saints Row: The Third』の続きを描く作品であり、ギャング集団サード・ストリート・セインツを率いる主人公はスティールポートの街を制し、ついにはアメリカ合衆国大統領となる。そしてある日、ゼン帝国なる謎のエイリアンが襲来し、セインツらはエイリアンが作った仮想空間バーチャル・スティールポートに囚われてしまう。

仮想空間が舞台となる本作では、高速ダッシュや大ジャンプ、テレキネシスなど現実離れしたスーパーパワーを使えることが特徴。そうしたスーパーパワーの強化要素や、多彩なアクティビティ、収集要素なども用意されており、プレイヤーはゼン帝国の皇帝ジニャックの魔の手から人類を救うことを目指してクエストをこなしていく。


今回発表されたPC版アップグレード後の『Saints Row IV: Re-Elected』は、いわゆるDLC全部入り版だ。コンソール向けにはすでに発売中。ゲーム本編に加え、クエストを追加するDLC「Enter the Dominatrix」と「How the Saints save Christmas」、さらに衣装や武器を追加する24種類のDLCがまとめて収録される。

アップグレード後も、それまでプレイしていたセーブデータや実績は引き継がれる。Mod利用への影響もないだろうとのこと。なお、今後は『Saints Row IV: Re-Elected』のみが販売され、ほかのバージョンは配信終了するとのことだ。DLCがすべて同梱されることから、各DLCの個別販売も終了する。

そして、クロスプレイへの対応も同時に実施される。本作ではソロプレイのほか、ローカル・オンラインでの2人協力プレイにも対応。クロスプレイ対応により、Steam版とGOG.com版、そして12月9日から国内配信予定のEpic Gamesストア版のすべてのPC版ユーザーが、一緒にオンライン協力プレイを楽しめるようになるわけだ。


PC(Steam/GOG.com)版『Saints Row IV』の『Saints Row IV: Re-Elected』への無料アップグレードは、海外時間12月8日に実施予定。ちなみに上述したEpic Gamesストア版は、12月9日から期間限定で無料配布される予定となっている。