月額制宇宙MMO『Dual Universe』正式リリース。ただしSteam版は“1か月分だけ”買い切り仕様に注意


デベロッパーのNovaquarkは9月27日、『Dual Universe』を正式リリースした。対応プラットフォームはPCで、Steamおよび公式クライアントにて提供中。本作は月額制で提供されているものの、Steamでは最初の1か月分の利用権が買い切りで販売されているようだ。

『Dual Universe』は、宇宙を舞台にした一人称視点のサンドボックス型MMORPG。 プレイヤーは宇宙の旅や、惑星の探索が可能。さらにプレイヤーは、ボクセル単位でさまざまなものを構築できる。家や宇宙船、巨大な宇宙ステーションや、都市に至るまで、作成可能なものは多岐にわたる。ゲーム内にAIやNPCは存在せず、ゲーム内の経済などはすべてプレイヤーたちが形作っていく。また、宇宙船でのPvP戦闘なども可能となっている。


本作は月額制で提供されているゲームだ。公式サイト上では1か月分利用権が14.99ドル(約2100円)で提供中。3か月から12か月分をまとめて購入することも可能で、それぞれ割引が適用されるようだ。一方、Steam版は現在、国内向けには1520円で配信されている。そしてSteamでのストア設定上本作は、買い切り型ゲームと同じ販売形態となっているようだ。

Steamストアページのゲーム紹介文にはIMPORTANTとされる項目にて、本作が月額サブスクリプションにて運営されるゲームである旨が説明されている。Steamで本作を購入した場合、1か月分の利用権が付与されるとのこと。また自動の支払い延長機能などは用意されていないそうだ。Steamスレッド上では、買い切り型ゲームであると誤解していたとの投稿も見られる。ゲーム紹介文に特記事項欄は設けられているものの、購入ボタンの前後で判断がつかないため誤解を招きやすいのかもしれない。


一方で国内向けSteam版では、公式サイトよりも少しお安く1か月分利用権を購入できることも確か。興味のある人はSteamでの利用権購入で本作を試しに遊んでみるのもいいだろう。また本作はSteamにて無料デモ版も配信中だ。デモ版は専用サーバーにて提供される。

『Dual Universe』はPC向けに、Steamおよび公式クライアントにて提供中だ。