『Dead by Daylight』に『バイオハザード』からウェスカー登場。エイダとレベッカも参戦し、改良されたラクーンシティ警察署で逃げ惑う

 

Behaviour Interactiveは8月4日、『Dead by Daylight』に追加する『バイオハザード』コラボ第2弾チャプター「プロジェクトW」の詳細を発表した。新たな殺人鬼としてアルバート・ウェスカーが参戦。生存者にはエイダ・ウォン、レベッカ・チェンバースの2名が登場する。なお本情報は、同社創業30周年を記念するイベント「Behaviour Beyond」内にて発表されたかたち。

Behaviour Interactiveは去年 6月にも、カプコンの『バイオハザード』と『Dead by Daylight』とのコラボレーションを実現していた。その際は殺人鬼としてネメシス、生存者としてジル・バレンタインおよびレオン・S・ケネディが追加された。本作のゲームディレクターを務めるMathieu Cote氏はこの前回のコラボについてコメント。両作共にホラーゲームとしての知名度もあってか、同チャプターは『Dead by Daylight』史上最も人気のあるコンテンツとして定着したとのこと。今回詳細が発表されたコラボ第2弾「プロジェクトW」では、『バイオハザード』のバックストーリーをさらに掘り下げていきたいと意気込みを語っている。ちなみに、『Dead by Daylight』におけるほかフランチャイズとのコラボコンテンツの続編展開は、今回が初である。

新チャプター「プロジェクトW」では、殺人鬼にアルバート・ウェスカーが追加される。彼は通称ウェスカーという名で親しまれ、シリーズを通して黒幕かつダークヒーロー的存在として君臨する人物だ。彼の『Dead by Daylight』での能力に関する詳細は語られていない。現状では『バイオハザード5』のウェスカーをベースにしていること、ウロボロスによる触手攻撃で生存者を感染させる攻撃をもつことが明かされている。


生存者にはエイダ・ウォン、レベッカ・チェンバースの2名が登場する。エイダといえば素性や行動目的が謎に包まれた女性だ。産業スパイとして活動する彼女は、常に冷静沈着で優秀な工作員である。一方レベッカ・チェンバースは、ラクーンシティ警察署 に所属する隊員で、優秀な成績で大学を卒業した才女として知られている。また科学や薬品のエキスパートという才能を買われ、特殊部隊にスカウトされた経歴をもつ。どちらのキャラクターも詳しい能力は明かされていないが、エイダは危険が多い環境ほど活躍できる能力、レベッカは自分の身を危険に晒しても他人を助ける能力が備わるとのこと。

また新マップは、既存のラクーンシティ警察署に改良が加わるかたちでリリースされる。同マップに現存する正面メインホールのレイアウトはそのままに、西棟と東棟のエリアに分割され、建物の外のエリアがさらに拡張されるという。同マップは室内が大半を占めていたため、今回の改良により外でのアクションが格段にやりやすくなることだろう。

『バイオハザード』とのコラボコンテンツ第2弾「プロジェクトW」は、近日登場予定。今後さらなる詳細情報の公開に期待したい。