Niantic、『ポケモンGO』以降ヒット作を生み出せず、複数作品の開発中止とレイオフを実施したとの報道

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海外メディアBloombergは、Nianticが複数タイトルの開発中止と、85~90人のスタッフをレイオフしたと報じた。Nianticの広報担当は、複数プロジェクトの開発中止とスタッフのうち8%を削減したことを認めている。あわせて、レイオフした人々の進路についてもサポートしていることを強調した。

Nianticはアメリカの企業。もともとGoogle社内のスタートアップNiantic Labsとして立ち上げられたが、のちに独立。その後Googleや任天堂やポケモン、フジテレビなどから資金調達。日本にも開発スタジオとしてTokyo Studioが存在しており、日本も重要な拠点となっている。

これまでには『Field Trip』に『Ingress』、『Pokémon GO(ポケモンGO)』、『ハリー・ポッター: 魔法同盟』『Pikmin Bloom』といったタイトルをリリース。また『Catan: World Explorers』『TRANSFORMERS: Heavy Metal』『Peridot』といった作品を発表済み。最近では『NBA All-World』を発表していた。要するに、人気IPをベースとしたARゲームの開発を続けているわけだ。


一方で、これらの作品の多くは商業的な成功には至っていないのだという。『Catan: World Explorers』については、ベータテストが展開されていたが、2021年11月にサービス終了。『ハリー・ポッター: 魔法同盟』については昨年12月にサービス終了。『Pokémon GO』こそ大ヒット状態であるが、それに続くタイトルは出ていない。

Bloombergによると、NianticのCEOであるジョン・ハンケ氏は社内向けに、Nianticは経済的混乱に直面していると伝え、さまざまな分野でコストを削減したと報告。会社の最適化と合理化を進めると語ったという。その一環として『TRANSFORMERS: Heavy Metal』を含む4つのプロジェクトの開発を中止したと伝えられている。


とはいえ、『Pokémon GO』の売上は現在でも驚異的。Google Playなどでのセールスランキングでは上位に顔を見せるほか、調査会社SensorTowerが今年6月に公開した調べでは、同作の推定想売上が60億ドル(約8000億円)に達したと報告している。日本法人の株式会社ナイアンティックは、2020年12月期の決算が前期比で60%増であったことも報告されている(gamebiz)。成功ハードルが高く、それを超えられていないといった側面があるのかもしれない。なお、Niantic広報が認めたのは「複数プロジェクトの開発中止」「スタッフの8%を削減した」ことのみ。実際にどのタイトルが開発中止されたのかは不明である。

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