牧場アクションRPG『ルーンファクトリー5』Steam版発表、7月14日発売へ。PCでヌルヌルなめらかな冒険へ

 

マーベラス子会社XSEED Gamesは6月23日、『ルーンファクトリー5』Steam版を発表した。発売日は7月14日となるようだ。日本語・英語の両音声を収録するという。価格は7678円で、予約購入すれば15%オフの6526円でゲームが手に入る。予約特典として、「聖なる騎士と読書家の水着セット+新米隊員お助けアイテムパック」が付属する。またデラックス版については、主人公の衣装を変更できるアイテム「ルーンファクトリー4 ヒロイン候補・ヒーロー候補衣装セット」が付属するとのこと。


『ルーンファクトリー5』は、『牧場物語』と冒険要素を織り交ぜたファンタジーRPGだ。プレイヤーの分身となる記憶を失くした主人公は、自然豊かな街リグバーグへとたどり着き、警備組織Seedの隊員として日々を過ごす。さまざまな事件を解決しながら、戦いや農業、釣りに恋愛など、自由な暮らしが楽しめる。本作では三人称視点を採用。過去作以上に豊かになった3D表現によって、美しく奥行きのある世界が表現される。リグバーグで、探索と戦い、交流をまじえて思い思いの生活を過ごすのだ。


『ルーンファクトリー5』は、2021年5月にNintendo Switch向けに発売。シリーズの醍醐味である冒険と生活のサイクルの中毒性や、魅力あるキャラ表現は継続。3Dアクション要素や立体的な世界の創造によって、シリーズに新たな要素をもたらした。リリース当初は不具合が多く一部バランスがいびつだったものの、アップデートによってそれらも解消。また同性キャラクターとの恋愛や結婚に対応する要素も導入。グローバル展開もなされ、今年5月には売上50万本を突破した。そして7月にはSteam版がリリースされることになる。


Steam版についてはゲーム内容こそ変更はないようだが、パフォーマンスは向上しているだろう。公開されているトレイラーでは、キャラクターたちがなめらかに戦闘したり冒険している姿が確認できる。おそらく60fpsは出ている様子。Nintendo Switch版では、スペック上の制約からか、フレームレートが安定しないという課題を抱えていた。アップデートによりある程度改善されたものの、複数人で冒険したり、あるいは複数のモンスターと戦う場合などで、重めのカクつきが見られた。しかし公開されている映像を見る限りでは、Steam版ではそうした問題は解消されていそうだ。処理落ち問題は同作における欠点だっただけに、それが解消されるだけでもゲーム体験は大きく向上するだろう。


『ルーンファクトリー5』Steam版は、7月14日発売予定。Nintendo Switch版も発売されており、こちらは7月6日までは半額の3839円で入手可能である。