『Apex Legends』とある“理不尽バグ”がパスファインダーに悲劇をもたらす。オリンパスではジップライン先に要注意


現在、シーズン12「デファイアンス」が開催中の『Apex Legends』。新たな要素が追加されつづけるライブサービスゲームにおいて、バグやグリッチの発生は常に付きまとう問題だ。今作でも、新たなシーズンやアップデートのたび、笑えるものから凶悪なものまで、さまざまなバグやグリッチが発見されている。たとえば最近話題になった、クリプトの奇天烈な挙動などもその一つだ。そうしたなか、今回は、パスファインダーに関するある不具合によって悲劇に見舞われたプレイヤーが、海外掲示板Redditに一部始終を投稿している。
 

 
デュオマッチにて1対2の苦境に追い込まれたパスファインダー。アルティメットアビリティであるジップラインを駆使して、九死に一生を得た。かと思いきや、なんとジップラインの先の柵を越えることができず、追ってきた敵にあえなく撃破されてしまった。通常であれば問題なく越えることができる高さの柵なので、これは明らかな不具合だ。動画の場所は、オリンパスマップのグロータワーと呼ばれるエリア。オリンパスには今シーズンで大規模な改変がおこなわれたため、それに伴って発生した不具合なのだろう。
 

 
動画で発生したものは、一見すると軽微なバグのように思えるが、キャラクターコントロール上の不具合というのはプレイヤーに大きなストレスをもたらす。今回のように、窮地に陥って迅速な対応が求められているときに、プレイスキルではどうしようもない理不尽な不具合に遭遇した際のストレスは計り知れない。

そのほか、最近ではゲームプレイに影響を及ぼすグリッチもいくつか見つかっている。オクタンの興奮剤がクールダウン無しで使用可能となるグリッチのほか、蘇生中やレイスのポータル内で回復可能となる凶悪なグリッチなどだ。上記のクリプトの挙動グリッチについても、弾避けに悪用された例が確認されている。もしもこれらのグリッチを利用する悪質なプレイヤーと遭遇した際には、通報機能を活用しよう。また、笑えるグリッチの確認であっても、射撃訓練場で身内とおこなう程度にとどめておいた方がいいだろう。

グリッチやバグは笑いのネタになる反面、ゲームプレイ上のストレスとなることも多い。悪用に関しては通報機能が一定の抑止力となっていると思われるが、早急な修正を願いたいところだ。なお、開発チームが修正中・修正済みの不具合については、TrelloのApex Trackerにて確認できる。

『Apex Legends』では現在、シーズン12「デファイアンス」が開催中。