フランスの美しい山を歩ける「Le Prarion」がベータ配布中。アルプス山脈を一望し、ファインダー越しの景色を切り撮る

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個人開発者のMatt Newell氏は2月8日、ウォーキングシミュレーター『Lushfoil Photography Sim』のオープンベータ3(Le Prarion)をich.ioにて配信開始した。同ベータは、モンブラン山塊の山のひとつであるLe Prarionを舞台としている。期間限定で2月22日頃まで配布される予定だ。


今回配布されているビルドの舞台となるのは、フランスに位置する山Le Prarion。ヨーロッパアルプスの最高峰である、モンブラン山塊の北西部に位置する山として知られている。山腹と山頂は緑豊かな森林で覆われており、その山道にはモンブラン鉄道の線路が敷かれている。現地では、モンブラン山群の周囲を一周する「Tour du Mont Blanc(ツール・ド・モンブラン)」と呼ばれるトレッキング・コースが有名だ。連日変化に富んだ山の景観を楽しむため、世界各国から観光客が訪れるという。同作は、そんな山を自由に巡り歩く作品というわけだ。

「Le Prarion」は、Unreal Engine 4を用いて開発されたフォトリアルなビジュアルが印象的である。緑と風が織りなすハーモニーの中、リズミカルに歩きを楽しむのもよし、風に揺られるコスモスの撮影にいそしむのもよし、自転車でサイクリングを楽しむのもよし。雄大な大自然を舞台に、好奇心の赴くまま色々な場所に足を運んでみるのもいいだろう。


本作は探索以外にも、いくつかのアクティビティが用意されている。ひとつは、一眼レフカメラでの撮影だ。ピント、シャッタースピード、絞りや被写界深度など、現実のカメラと同様にマニュアル操作をおこない、撮影が楽しめる本格的な内容である。カメラのファインダーを通じて、壮大なパノラマの一部を、自由に切り撮ることができるのだ。そのほかにも、自転車に乗りトレッキングコースを風を切りながら下ったり、薄雲が覆われた青空めがけて紙飛行機を飛ばすなど、色々な要素が楽しむことができる。

本作を開発したMatt Newell氏は、オーストラリア在住のデザイナー兼フォトグラファー。彼は世界各国の有名スポットに足を運び、それらのエリアをUnreal Engine 4を用いて忠実に再現する作品を手がけ続けてきた。過去には、京都の伏見稲荷大社を再現した「Explore Kyoto’s Red Gates」や(関連記事)、山形県の立石寺を再現した「yamadera」など(関連記事)を開発している。今回配布されている「Le Prarion」も含め、これらのコンテンツは『Lushfoil Photography Sim』製品版に収録される予定。「Le Prarion」について同氏は、「草のクオリティアップ作業に、開発の半分を費やすことになった」と吐露。同氏がTwitterに投稿した動画からは、細部までていねいに作成された草木の姿を確認することができ、並々ならぬ情熱が注がれていることがうかがえる。道端の花をマクロ撮影で楽しむには、うってつけのフィールドといえるだろう。


なお繰り返すが、現在配信中の「Le Prarion」はベータ版で、ブラッシュアップがおこなわれた後に『Lushfoil Photography Sim』としてリリースされる予定だ。同作には「Le Prarion」や山形の立石寺や京都の伏見稲荷のほかにも、アイスランド河岸地などを含めた複数のロケーションが収録される。また早期アクセス配信開始後すぐに、DLCによるVR対応も予定されているとのこと。風景の美しさが印象的なタイトルのため、VRとの親和性は高そうだ。

「Le Prarion」は、ich.ioにて期間限定で配信中。『Lushfoil Photography Sim』については、Steamにて2022年内に早期アクセス開始予定だ。

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