Epic Gamesストアにて『Void Bastards』『Yooka-Laylee』無料配布。知力が問われるFPSとNINTENDO64風3Dアクションの二本立て


Epic Gamesストアにて8月20日、『Void Bastards』と『Yooka-Laylee』の無料配布が開始された。アカウントにログインあるいは新規作成して入手すれば、期間終了後も保有しプレイ可能だ。配布期間は8月27日0時まで。 

『Void Bastards』は、『バイオショック』の開発ディレクターを務めたJonathan Chey氏が率いるインディースタジオBlue Manchuの宇宙ストラテジーFPSだ。プレイヤーが率いるのは、移動式刑務所の脱出ポッドで宇宙をさまよう囚人たち。旅を続けるためには、漂流する宇宙船に乗りこみ、物資を漁って燃料や材料を収集する必要がある。部分的なプロシージャル生成が採用されており、プレイするたびに敵の配置や宇宙船で遭遇する脅威が異なっているのが特徴だ。 

宇宙船で活動できる時間は、酸素残量によって制限されている。求める資源によって、どの部屋を探索するのか優先順位をつける必要があるのだ。そのためには、探索スタート前に宇宙船の間取りを見て、あらかじめルートを考えておかねばならない。持ち込める武器は3スロットのみとなっており、敵の種類によって有効な武器は異なる。乗船時に、補充する武器や弾薬を決めておくのも重要だ。さらに操作できる囚人は個体ごとにステータスが異なっているため、得意・不得意を把握してのプレイが求められる。探索や戦闘、クラフト、マップにおける目的地選択まで、さまざまな場面で戦略性が活きる作品だ。なお本作は日本語に対応している。 
 

 
『Yooka-Laylee』は緑のトカゲ・ユーカと大きな鼻のおしゃべりコウモリ・レイリーを主人公とする3Dアクションゲームだ。ユーカとレイリーは金の亡者Capital Bの陰謀を阻むため、失われた本の「Pagie(ページ)」を集めて冒険する。ふたりは、多彩で強力な能力を使いこなすことが可能。敵に対して回転して尻尾で攻撃したり、レイリーに掴まって滑空したり、コンビネーションを活かしたアクションを駆使して箱庭ステージを攻略していく。さらに蛇のセールスマンTrowzerから教わることで、さまざまな能力をアンロックしていくことが可能だ。 

本作の開発を手がけたPlaytonicは、現在はマイクロソフトの傘下にあるRareの元スタッフが設立したスタジオだ。RareがかつてNINTENDO64向けに手がけた『バンジョーとカズーイの大冒険』の精神的続編として発表され、開発資金を募ったKickstarterキャンペーンではおよそ3億円を集めることに成功した。『Yooka-Laylee』はNINTENDO64ライクなアクションゲームとして仕上げられており、ノスタルジックな作風を確立。その後アップデートを重ね、カメラシステムの改善や会話スキップ機能の追加など、ブラッシュアップも続けてきた。結果、最初のリリースから1年半あまりで、プレイヤー数が100万人を突破するほどの成功をおさめている。 
 

 
Void Bastards』および『Yooka-Laylee』は、8月27日0時までEpic Gamesストアにて無料で入手することができる。なお8月27日からは、キッチン自動化シミュレーション『Automachef』が配布される。