巨大怪獣&ヒーローバトルゲーム『GigaBash』日本語に対応し、2022年前半に配信へ。人が逃げ惑う街を破壊しながらアリーナバトル

 

マレーシアに拠点を置くインディースタジオPassion Republic Gamesは7月15日、アリーナバトルゲーム『GigaBash』を、2022年前半に配信すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam/Epic Gamesストア)/PlayStation 4。


『GigaBash』は、巨大怪獣や巨大ヒーローとして戦うアリーナバトルゲームだ。『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』や『パワーストーン』『怪獣大激戦 War of the Monsters』といったゲームに、怪獣映画をかけ合わせたような作品として開発中だという。本作の世界では、人類が新エネルギーを発見したことをきっかけに、何世紀にも渡り地中深くで眠りについていた「タイタン」と呼ばれるモンスターが出現。世界各国を舞台に、人類とモンスター、あるいはモンスター同士の戦いが幕をあける。

ゲームモードは、タイタンたちの起源に迫る物語が描かれるシングルプレイモードのほか、世界中のプレイヤーと1対1の対戦を楽しめるデュエルモード、最大4人対戦に対応するローカル・オンラインマルチプレイモードを収録。マルチプレイモードでは、2対2のタッグマッチも可能だ。また、ローカルのみの対応となるが、多数のミニゲームからなるパーティーモードも用意される。


プレイアブルキャラクターには、個性豊かな10体の巨大怪獣や巨大ヒーローがラインナップ。いずれも数十メートル・数百トン級のサイズのキャラクターで、それぞれパワーやスピード、エネルギーなどのステータスが異なる。また、ユニークなプロフィールをもつキャラクターもおり、たとえばベテランヒーローのギガマンは、一度引退してぽっちゃりしてしまったが、以前と変わらぬスピードとコンボを武器に復帰する。

そのほかのキャラクターも、それぞれ特徴的なバトルスタイルをもっている。たとえば素早く駆け寄ってから大きな拳を振るうゴロゴンや、巨大な剣を武器にするサンダトロス、中・長距離砲をもつピピジュラスなどがいる。また、今回の発表に合わせて披露されたロハナは、地面を走る棘や、爆発するミニオンなどを召喚しながら戦う。

それぞれ固有の必殺技もあり、ロハナの場合は大地に命を吹き込み巨大な戦士を呼び出すことができる。また、バトルを通じてはギガエネルギーを獲得でき、それを集めることでキャラクターはSクラスモンスターへとさらに巨大化できるという。


ステージには、市街地や古代遺跡、海に面した港街などを用意。市街地ステージには日本語の看板が見られるため、日本をモチーフにしているのかもしれない。バトルにおいては、派手な環境破壊表現も見どころのひとつ。よく見ると、地上では小さな人間が逃げ惑っている。また破壊できるだけでなく、ビルを持ち上げて敵に投げつけるなど、環境を攻撃に利用することもできる。そのほか、それぞれのステージには固有のギミックも存在し、それを活かすことが勝利へのカギになるそうだ。

『GigaBash』は、PC(Steam/Epic Gamesストア)/PS4向けに2022年前半に配信予定。Epic Gamesストアのページによると、本作は日本語表示に対応するそうだ。公式サイトも日本語に対応し、開発元Passion Republic Gamesは日本語での情報発信もおこなっているため、PS4版の日本でのリリースにも期待できるかもしれない。7月23日からはクローズドアルファテストを実施するとのことで、興味のある方は公式SNSをフォローしておこう。