『サイバーパンク2077』PS4/Xbox One版のパフォーマンス問題についてCD PROJEKT REDが謝罪。希望者には返金対応

 

CD PROJEKT REDは12月14日、現在発売中の『サイバーパンク2077』のPlayStation 4/Xbox One版について声明を発表した。

『サイバーパンク2077』は、メディアやプレイヤーから高い評価を得ている一方で、バグの多さが指摘されている。また、コンソール版のパフォーマンスについても厳しい意見が見られる。コンソール版のユーザースコアは、著しく低くなっている。本作の発売前にCD PROJEKT REDは、PC版に加えPS5/Xbox Series X上で動作するコンソール版のプレイ映像を公開していたが、初代PS4および初代Xbox Oneにおけるゲームプレイを見せないまま発売したことで、パフォーマンス面での事前知識なしに購入させてしまったとコメント。家庭用ゲーム機でのパフォーマンスについて、もっと注意を払うべきだったとして謝罪している。

現在同社は、本作を修正・改善するパッチ開発に取り組んでおり、第1弾(1.04)は12月12日から13日にかけて各プラットフォーム向けに配信済み。第2弾も今後7日以内に配信する予定で、その後も準備が整い次第随時配信していくとのこと。また、来年1月と2月には大型パッチも配信予定。これらのパッチによってPS4/Xbox One版で発生している大きな問題を修正できる見込みであるとしている。

また、現状のPS4/Xbox One版に満足できないプレイヤーに対しては、返金に応じることも明らかにした。ダウンロード版の購入者は、各プラットフォームの返金システムを利用し、パッケージ版購入者は国内販売元スパイク・チュンソフトのユーザーサポートか、CD PROJEKT REDの返金対応窓口([email protected])に連絡してほしいとのこと。問い合わせの受付期限は12月21日まで。

ダウンロード版ゲームの返金については、SIEもマイクロソフトも一定の条件を設けているが、今回は販売元であるCD PROJEKT REDが返金に応じるとしているため、スムーズに対応してもらえるものを思われる。具体的な手続き方法については、各サポートページを参照してほしい(SIEマイクロソフト)。