のどかな自然オープンワールド『Alba: A Wildlife Adventure』日本語対応で12月12日配信へ。島で過ごす動物たちとの日々


パブリッシャー/デベロッパーのustwo gamesは11月10日、『Alba: A Wildlife Adventure』を2020年12月12日に配信すると発表した。PC(Steam)/Apple Arcade向けに配信されるという。コンソール向けにも発売予定で、ustwo gamesは続報を待ってほしいとしている。Steamストアページでは、日本語対応の表記も確認できる。


『Alba: A Wildlife Adventure』は、のどかな島を探索するアドベンチャーゲームだ。主人公となるのはアルバ。祖父母の家を訪れるために、地中海の穏やかな島にやってきた。しかし友人のイネスと過ごすうちに、動物たちが危険にさらされていることに気づく。彼らのために何かしてあげたいという思いから、アルバは島で活動を始めていく。

この地中海の島を探索していくのが、本作の目的となる。どのように過ごすかはプレイヤー次第。動物とふれあったり、彼らの写真を撮って図鑑登録をしたり、あるいは危険にさらされている動物たちを実際に助けたり。島の住人と会話をかわし、ボランティアに参加してもらうよう勧誘するのもいいだろう。


本作の島は居心地のいい場所として作られているといい、細部までこだわって設計されている。島デザインには、多くの時間を費やしたそうだ。イメージとしては、子供時代の楽しい夏の日々を楽しめるようなゲームとして制作された。走り回っているだけでも気持ちよく、動物や人との出会いを積み重ねることで、いい気分になれるとのこと。今回公開されたゲームプレイトレイラーでは、アルバが楽しげに島を探索する姿が映し出されている。湿地や山、海岸、街などを自由に移動しているほか、昼夜の概念も存在しそうだ。

『Alba: A Wildlife Adventure』は、その存在こそ今年の7月に発表されていたが謎が多く、タイトル名や設定などが断片的に明かされていた。このたび配信日と共にゲーム内容が披露されたわけだ。本作を手がけるustwo gamesは『Monument Valley 』シリーズを手がけたスタジオだ。『Alba: A Wildlife Adventure』は、牧歌的でカジュアルなゲームに見えるが、宣伝においては「小さな行動が大きな違いをもたらす」「家族や友人や自然など、愛するものを守ろう」といった啓蒙的なキャッチコピーが採用されており、強いメッセージ性が感じ取れる。『Monument Valley』シリーズや『Assemble with Care』のように、さわり心地やビジュアル・ストーリーテリングなど、多岐にわたる部分でプレイヤーを気持ちよくさせてくれる作品になることだろう。


『Alba: A Wildlife Adventure』は、PC(Steam)/Apple Arcade向けに12月12日配信予定。コンソール向けにも展開される。